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ゾンビに追いかけられる<夢の話>

何かお得になるポイント利用の申請をするために、私は役場に行った。

窓口には若いお姉さんが二人いて、
そのうちの一人にポイント利用申請の旨を話すと
ここで並んで待っていてください。
と言われたのでそのまま立って並んでいた。

別の人が同じお姉さんに、やはりポイント利用申請に来たと話すと、
そのお姉さんは早速手続きを始めた。

私はすごく怒って、
なんでこの人はすぐ手続きして
私は並ばされるの?おかしいでしょ!

と言ったら、もうひとりのお姉さんがすごくさわやかな笑顔で

そういうルールなので

と言った。
当然のように存在するルールであり、それに対しておかしいなんて
よく言えるよね恥ずかしくないの?
あれ私おかしいの?って自分自身に問いかけ始めるくらい、
さわやか、かつ、毅然とした笑顔で言うものだから
私はすごすごと近くにあった椅子に座り、名前を呼ばれるまで
待たないといけないのだな、と悟った。

人がたくさん待っているそのフロアの入り口あたりから
静かにゾンビたちが入ってきていた。

見た目は普通の人なのだがウィルスに感染しているのだ。

ゾンビたちは自分がゾンビだと知っている。
知っていて感染者を増やそうとしている。
私だけがゾンビの人たちとその人たちの目的を知っている。

私がゾンビの存在を知っていると、ゾンビたちに知られてはいけない。
かつ、その状況から逃げ出さないといけない。

ゾンビの一人が受付のお姉さんたちに話しかけ、感染させた。

お姉さんたちは私を見て、笑った。
私の名前が呼ばれた。

私は呼ばれたことに気づかないふりをして、席を立って役場を出た。

別のところでは

ゾンビの感染は薄く感染した人と、濃く感染した人がいて、
薄く感染した人は理性が残っている。
濃く感染した人はどんどん理性を失い、姿かたちが変わり凶暴になる。

薄く感染した弁護士の男の人がいた。
その男の妻は感染していなかった。
男は妻に感染させないように気をつけていた。

男は薄く感染した人たちのリーダーのようになっていった。
仲間を作って、濃く感染したゾンビたちをやっつけていった。

その仲間の中に、男の愛人が数人いた。
その存在を知った妻は、
ゾンビだという理由で、
迷うことなく、
その愛人たちを殺していった。

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聞いたことのある設定の夢。

受付のお姉さんの笑顔がまだ映像として記憶に残っている。


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