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オトナの手品(17)魔法の電卓(職場で爆笑!)

え? 計算する前に答えがわかってしまう?!

  • 難易度 2

  • ネタ仕込み難易度 2

  • 大ウケ度 3

「1÷7」の答え、0.142857……(くり返し)の持つ、不思議な性質を利用した計算マジックです。
142857は、1~6のどの数字を掛けても、同じ142857が登場する数になります。最初の数字がズレるだけなのです。
つまり、こういうことです。
 142857①②③④⑤⑥×1=142857①②③④⑤⑥
 142857①②③④⑤⑥×2=285714③④⑤⑥①②
 142857①②③④⑤⑥×3=428571②③④⑤⑥①
 142857×4=571428⑤⑥①②③④
 142857×5=714285⑥①②③④⑤
 142857×6=857142④⑤⑥①②③
相手に同じ数字を使って計算をしてもらい、答えを出す前に紙片を使って答えを言い当てましょう。
ちなみに、
 142857×7=999999
なんとなく、すごい感じがする!

用意するもの

紙片6枚 電卓
紙片は名刺大のものにしてください(トランプで代用することも可能です)。

タネの準備

名刺大の紙片6枚に「1」「4」「2」「8」「5」「7」と書いて、「7」をいちばん上にした状態で、重ねてテーブルの上に並べておきます。

さて、マジックの開始です。

①「ここに並べたのは、『紙電卓』と言われるもの。結構凄い計算ができるんです。今から電卓と一緒に計算を行なって試してみましょう!」……なんてコメントを、最初に言っておきましょう。

②「まずは、紙と電卓を同じ設定にしておきます」
と言って、テーブルの上に並べた数字と同じ「142857」を相手の電卓に表示させておきます。

③「心の中でサイコロを振って、思い浮かんだ数字を、表示されている数字に掛けてください」
と相手に計算をしてもらいます。
※最後の「=」はまだ押さない(答えを出さない)状態にしてもらいます。

④「何を掛けましたか? この紙にも計算させますので」
と言いながら、相手の掛けた数字を聞きます。

⑤ここがポイント! 相手の言った数字に7を掛けます。
たとえば「5」と言われたら5×7=35。
ここで注目するのが1ケタ目の5。
目の前の紙電卓のカードを手にとり「5」を一番下するように入れ替え再び机の上に置きます(紙電卓の数字は「714285」の順番に並んでいるはずです)。

⑥相手に電卓の「=」を押してもらいます。「5」の場合なら、答えは「714285」。
そして、紙電卓を上からめくっていくと、これも数字は「714285」。正解です。

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