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くつざわさん

Twitterでものまね動画がバズって、うっかり有名になってしまった女子大生がいる。

その名はくつざわさん。

Twitterフォロワー数10万人超え。紛れもなくインフルエンサーってやつですね。

インフルエンサー…

インフルエンサーってみんなはどんなイメージですか?

ちょっと手が届かない雲の上の存在のようなイメージ?

自分とは違う次元にいるような。

フォロワーの数がお金になるぞ!という現代の価値観をシンプルに受け取ってしまえば、フォロワー数が多いインフルエンサーってのは、ちょっとおいそれとは近寄りがたい存在と捉えてしまうかもしれない。

僕にもそんな感情がないわけではない。

そこに至るまで、僕にはない経験や苦労をしてるわけで…それを想像すると恐縮してしまうんですよね。

でも、それは僕が勝手にそう思ってるだけで、本人は至って普通の女子大生なんすよね。

昨日、一昨日とくつざわさんと一緒にイベントに出演しました。

一昨日はあるサービスのリリースパーティーでのトークイベントで共演。

そして昨日は、僕が主催するDJイベントにゲストとして出演してもらった。

謎の登場シーン

2日間、濃いめに接してみて思ったのはフツーの女子大生なんだなってこと。

DJイベントの演出を考え準備してるとき、仕切りに「文化祭みたいですね!」って楽しそうに言ってたのがウケた。

くつざわさんの価値…まぁ人を価値で語るのは野暮ってもんだけど、話の流れ的に分かりやすい言葉なんであえて使わせてもらう、という断りを入れた上で…

くつざわさんの価値はフォロワー数ではない。

ただ、フォロワー数が増える過程で彼女が工夫したこと、その工夫は見てる人に楽しんでもらおうと考えてのことであっただろうこと。

何より、自分がおもしろがってたこと。

ここに価値はあるんだなって思った。これは別に明日フォロワー数がゼロになってもなくならない。表面的な数字ではないくつざわさんの魅力。

この力を僕は借りて、昨日のDJイベントを一緒に作った。結果、めちゃくちゃ楽しかった!

世の中的にフォロワー数が注目を集めるようになって、一括りにインフルエンサーって言葉で人を語りがち。

でも、そういう表面的な言葉は意味ない。

一般的な言葉に当てはめるとくつざわさんはインフルエンサーだけど、インフルエンサーはくつざわさんではないんですよね。

同じ10万フォロワーでも増やし方、その中身はさまざま。

僕はインフルエンサーという上っ面な言葉ではなく、くつざわさんそのものが好きなんだなぁと改めて思った。

昨日のイベント終了後、一緒に写真撮りましょうよって話しかけてくれて、その時に手に持ってたカメラが使い捨てカメラの「写ルンです」だった。

若干得意げに「これは写真撮ったあと、すぐには見れないんですよ。現像するまでどんな写真かわからなくて。でもそこがいいんですよ。」って言ってきた。

いやいや、それを40歳のオレに言う?

オレらが大学生だった時、フツーにそれ使ってたからね!むしろそれしかなかったからね!そんな得意げに言われても!

と、ツッコミながらこーゆーところが好きなんだなって笑ってしまった。

形になるのは速いけど、うっかり油断すると消費するのもされるのも早くなりがちなデジタルの世界。

そんなデジタルが幅を利かせる現代社会を生きながら、一方で遅いアナログの世界も好む。

そして、それが当たり前だった世代の僕らにまでドヤ顔で魅力を語ってきやがる。つい、学生の頃を思い出したよ。懐かしい。

くつざわさんがおもしろいところはココです。

連れてきた友達のれいちゃんもありがとう。2人のおかげでいいイベントが作れました。

写ルンです、どんな写真が撮れてるか現像されるまで楽しみにしてるね!

★くつざわさんnote
https://note.com/kutsuzawa_dayo

noteをゆっくり読むのが、いちばんくつざわさんの魅力がわかると僕は思います。急いで消費するのではなく、スルメを噛むように味わうように。

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