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スタートアップ取締役2年目の鼻毛埃は人生見学をしたい

こんにちは。タイトル通りです。

今回のnoteでは今の自分が「なぜそうなったのか」を書こうと思います。

※写真は甥っ子喜んでくれるかなと思いながら撮った写真です。結局滑って、カメラロールに使い道もなくそのまま残ってたのでここで成仏。

いま何をしているの

今、音楽エンタメ系の設立2年目スタートアップの役員として日々日々喜怒哀楽をうまく波乗りしながら生きています。(波乗りミスってしょっちゅうぶくぶく溺れてます!)

事業としては、以下3つ。

①グローバル音楽ラジオ
②音楽レーベル
③エージェント

です。

その中で会社の役割として自分がやっていることは基本的に全てです。事業戦略、営業、マーケティング、SNSコミュニティの形成、プロジェクトのディレクション、バックヤード全般・・・スタートアップは人数が少ないので全てやります(あとは自分はかなり飽き性なのでどの業務もやりたい笑)

なぜそうなったの、が気になる。

人の「なぜそうなったの」は一番気になりますよね。私も人の「なぜ」の深層心理、よく聞くし、めちゃくちゃ気になります。

例えば、わたしは普段料理をしないので、料理をする人の気持ちが不思議で純粋に知りたくなります。「なぜ料理をするの?料理したらどんな気持ちになる?」と聞くとします。そしてこのアンサーを自分にも置き換えます。「なるほど、その感情は自分でいうXXXだ。」とか「その感情を自分も感じるために料理してみようかな」とか。(今家にそもそもコンロないから無理なんだけど)

あとこれは完全に余談で、そんな感じで最近 #花のある生活 を始めました。これは完全に木村拓哉一家の影響です。笑

工藤静香さんやkokiさんがお花を頻繁にInstagramにUPしてるので「家にお花があったらどんな気持ちになんねん、不思議やわあ。」と半信半疑で買って見事にハマりました。いまでは毎週新しいお花を新調しにいって、毎日水を換えて、お花たちが一番可愛く写るようにバランスよくコーディネートしてあげて・・・まじかわいい笑。いつまで続くかわかりませんが、たまに自分のInstgramにアップしてるので見に来てください。

なぜそうなったの、を次こそ書く。

前置きがかなり長くなったけど、なぜ自分がいまスタートアップの取締役として働いているのか書いてみようと思う。

答えはシンプル、「やったことなかったから」「その先の自分が想像できなかったから」。

実はいまの会社は(今は完全に独立していますが)、前職の新規事業からスピンオフしてできました。

※「スピンオフ:会社の一部門を分離独立させ、別会社として経営させること。元の組織や会社との関係が切れるものをスピンアウト、元の組織や会社の支配下にはないが関係を持ち続けているものをスピンオフという」だそうです。

自分は新規事業のチームメンバーだったので、そのタイミングでお話をもらって、25才のときに「取締役!役員!この肩書き、え、かっこいい!」と思って手をあげました。脳みそ単細胞。

そのときの自分は営業もしたこともなく、マーケティングもしたこともなく、ましてや経営なんてもっての他。自分の生活の資金繰りもカード地獄で下手くそです。

本当に当時は(もちろん今も)能力や意識的にも鼻くそレベルだったなと思います。鼻くそにもなれない鼻毛についた埃といっても良いかもしれません。

そこから約2年半ほど?スピードスター並みに駆け抜けて今日に至ります。

ですが、この2年半を振り返ると、あのときの自分の好奇心と未開拓の地に飛び込む力、このような機会をくれて送り出してくれた前職の方々、そして何も能力のない自分を受け入れてくれた代表には本当に感謝をしています。あとは今一緒に前を向いてくれているメンバーのみなさん。感謝です。

(出資をしてくださっている投資家のみなさま、関わってくれているみなさまも本当にありがとうございます。本当にたくさんのご縁があり、今の自分があります。)

鼻毛埃は人生見学が好き

まだ結果が出せていないので偉そうなことはまったく言えません。ですが、27年生きてきて鼻毛についた埃が大事にしていることだけ書きたいと思います。


・選択肢があったら、その先が想像つかない道に進む。
・経験してないことで物事を偉そうに語らない。

自分は「経験したことがないこと」を一つでも減らしたくて生きてます。欲張りなくらい「未経験」を減らしたいです。それはなぜかと言うと、やってみないとわからないことがたくさんあるし、やった人にしかわからない世界、やったからこそ出てくる言葉、価値観があると思うからです。自分がやってもいないことに半ば強制的な意見や批判などするのはナンセンスだと思うのです。それこそが「マウンティング」だと思います。

でも人生短いからできないことたくさんあります。今からパイロットにはなることはできない(と思う)、けどパイロットの世界をどうしても知りたいです。飛行機の一番前の座席から見える景色、やっぱり見てみたいです。業界構造や業界動向、どうしても知りたいです。そのときは知人を尋ねたり、本を読んだり、Google画像検索で景色を調べたり。そして自分の価値観と掛け合わせで解を紡いでいきます。(そして少し経験した気になる。)

また事業を通して、各業界のプロフェッショナルな人やスペシャリスト、おもしろいことをやってる方々が本当にたくさんいます。彼ら彼女らの話を聞くことも同様に、私にとってはその世界にちょっぴり入ることができる職業体験・社会科見学です。しいては人生見学。

最近、SNSがあるおかげで生活の断片はある程度垣間見れるわけで。楽しそうだな、うまくいってんだな、病んでんだな、ってある程度感じ取れる。そして会った気になるし理解した気になるし、まあ生きてるし別に会わなくていいやって思う。そして何かあると「あ〜あの子最近XXX(SNSから得た情報)だよね」って。最近これが多い世の中じゃないかなと思う。交わってるんだけど、交わらなさすぎる。SNSから見える世界は、きっと地球じゃないよ。

つまり何が言いたいかと言うと、価値観と価値観の重なり合いはとっても大事で、それが行動や価値観の変異を起こさせると思う。それも複雑に。

自分の価値観が誰かの価値観とぶつかって、おもしろい発見が私にもあなたにもあると嬉しい。自分の27年間がだれかのちょっぴり体験になると嬉しい。逆もしかり、あなたの人生を自分のちょっぴり体験にさせてほしい。

だからみんな話そう。わたし、時間はたっぷりあります!

終わり。

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