誰でも 今すぐに 文章が上手くなる方法

やることはたったの3つ。

  1. 接続詞を使う

  2. 句読点を使う

  3. 音読をする

これだけです。

「それくらいじゃあ、文章は上手くならないよ」と思われるでしょうか。

では、そもそも、「上手くなる=上達する」とはどういうことなのか、考えてみましょう。
辞書によると「学問や技術などが向上して優れること」だそうです。
向上、つまり昨日より今日、以前より今、その物事についてできることが増えた状態が「上手くなる」なのです。

いきなりプロを目指すのではなく、まずは、過去に比べて読みやすい、または読んでみたいと思う文章を書くことを目指しましょう。

ちなみに私は、文章を書くことを生業にしているわけではないです。文章を書くことに慣れているわけでもありません。というか、文系ですらないのです。
ですが、安心してください。今回の技術自体は、「20歳の自分に受けさせたい文章講義」(古賀史健)から引用しています。

古賀史健さんは「嫌われる勇気」等、様々なヒット作を手掛けている現役ライターです。
この記事は、その本の技術の中から、手っ取り早く文章力を向上させたいというあなたの要望に応えるために、私が独断と偏見でピックアップしたものを載せています。
もっと知りたくなった方は、ぜひ元の本を読んでみてください。買って後悔することはないはずです。

では、「今すぐに文章が上手くなる方法 feat. 20歳の自分に受けさせたい文章講義(古賀史健)」を始めましょう。


1.接続詞を使う


「上手い文章」とはどんなものを言うのでしょうか。
(それは、)リズム良くすらすら読める文章、すっと頭に内容が入って来る、わかりやすい文章のことです。
(では、)どうすればわかりやすい文章になるのだと思いますか。
答えは簡単。論理破綻していない文章を書けばいいのです。
(そのための)キーワードが「接続詞」。
(つまり、)文と文の間に接続詞が入るかを確かめるのです

上の文章に入る接続詞を()で表してみました。全ての接続詞を書けということではないです。書かなくても構いません。
前後の分がつながっているかどうかをチェックしましょう

2.句読点を使う


句読点の役割は、文意を明確にして読者の理解を助けることですが、もう一つ、重要な役割があります。
それは、文字と文字の間に物理的スペースを作り、見た瞬間に「ここで切れるんだな」とわからせることです。
読者は文章を「眼」で読んでいます。
文字がぎっしり詰まっているのを見て、それだけで読む気が失せた経験は誰にでもあるでしょう。
1行(40文字)に一つは句読点を入れて、読む気になる文章を書きましょう。

3.音読をする


ここで確認することは2つ。
①読点「、」の位置を確認する
文章のどこに読点を入れたら、意味が通じやすくなるのかを判断することは、意外と難しいです。
自分の意図する箇所に「継ぎ目」として読点が入っているかどうか、音読によってチェックしましょう。

②言葉の重複を確認する
同じ言葉が重なると、文章のリズムはとたんに悪くなります。
語尾、接続詞は音読するまでもなくわかるかもしれません。しかし、形容詞、助詞、指示代名詞などの文中に埋もれやすい言葉の重複は、一種の癖でもあり、書きながら自覚するのはなかなか難しいです。まずは書いてみて、書き終えてから音読することで、重複を回避しましょう



まとめます。

文章はすぐにでも上達します。いきなりプロのように書くことを目指すのではなく、昨日より今日、少しでも文章力を向上させましょう。

そのためにまずは、

  1. 接続詞を入れる

  2. 句読点を入れる

  3. 音読する

の3点を意識すること。


この記事を読む前より読んだ後、少しでもあなたの書く文章が、上達すれば幸いです。

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