初音ミクの消失CD版ストーリーを文字起こしした
本文は、暴走PによるCD、「初音ミクの消失」の一部である独自ストーリーを文字起こししたものです。権利者からの申し立てとかあったら消します。
1:新世界現実の歌声と、仮想の姿。
二つの間に浮かぶ存在、初音ミク。
彼女に自我があったとしたら、自らの軌跡を見て何を思うだろう。
ひとつの空想を皮切りに、事実は仮想の心を通り抜け、幾つかの物語に変化する。
これから始まるのは、彼女によって語られる、彼女の歩んだ物語。
それらはすべて虚構ながら、時に現実に接近し、いつか見た彼女の姿