no.4『骨盤』

こんにちは!
いつもご覧いただきありがとうございます😊
今回のテーマは『骨盤』です。

骨盤周辺にお悩みを抱えている方が多く

・お尻が垂れてきた
・骨盤が歪んでいる気がする
・姿勢が悪い、真っ直ぐ立てていない
・足を組む癖がある
・足の長さが違うなど
見た目やシルエットのお悩みの方や
・尿漏れ、失禁
・鼠蹊ヘルニアなど

相談にしにくいお悩みをお持ちの方もいると思います。

骨盤はどのような骨の構造なのか?
骨盤を動かす際に、骨をイメージでき自分の骨盤はどのように動いているのか?どうなっているのか?

イメージできるかで、トレーニングの質も異なってきます。
良い姿勢、悪いとされる姿勢の時はどのように骨盤がなっているか。
自分はどの姿勢が癖になっているか。
その時の骨盤の角度はどうか?
また、得意な動き、苦手な動きなども理解できてくると面白いですね!

そんなところから、今回は骨盤をテーマにお話ししていきたいと思います!☺︎

専門的な用語も出てきますが、楽しみながら読んでいただけると嬉しいです!


◇骨盤底の歴史
直立の姿勢になってはじめて骨盤底ができました。
四つ足動物の場合、からだの底にあたるのは腹壁と胸の前面の部分になります。
人間と他の霊長類は本来四つ足動物でしたが、足がまっすぐ後方に伸びて、それから90度方向転換しました。
よって突然、内臓の重さが腹壁ではなく骨盤にかかるようになった為、お腹の中身が落ちないよう、後方に伸びていた尾が、新しくできた床を閉じる為に内側に向き、短くなりました。
さらに尾を動かしていた筋肉が強くなり、結合組織が厚くなり、骨盤底ができたと言われています。


◇骨盤の構造
骨盤は1つの骨ではなく、2つの寛骨でできております。
寛骨は3つの骨から成っており、腸骨、恥骨、座骨、
これらの骨をまとめて、骨盤と言われています。
ちなみにですが、10歳頃に完全にひとつになるそうです。

上の部分にあたる、腸骨稜はわずかに厚くなっており、多くの筋肉が付着しています。
仙骨は5つの脊椎がつなぎ合わされているために、解剖学的には背骨の一部だと見なします。

仙骨の先には3つか4つの背骨の名残である尾骨があり、尾骨、恥骨、座骨は骨盤底の基礎となる、4つの大事な部分となります。
このひし形◇のマークのイメージで、床と水底に保てるように姿勢を作ると、自然と骨盤を立てる事ができます!

このように骨盤は1つの骨ではなく、複数の骨でできているため、2足歩行で歩くこともできるのです。
逆に考えれば、歪むこともでき、足も組む事ができますね。

トレーニングのメニューの動きの中で、
「恥骨から動かしましょう」「座骨を突き出しましょう」と私はよくお伝えさせていただきますが、骨盤底のトレーニングの為にも、意図的に自分の意思で骨盤を動かすという事がポイントになります。
複数の骨でできているのに、スムーズに動かない又は動かせないと、腰痛などの痛みが出たり、お尻が垂れるなどの見た目のラインに影響していきます。


最後に骨盤の動きの確認ができるエクササイズをご紹介いたします。

トレーニングでよく行います、ヒップリフトになります。トレーニングでは骨盤のウォーミングアップも含めて導入しております。

立って行っている画像はお尻を突き出す動きになります。
恥骨や座骨をイメージしながら、是非行ってみてください😊
※行う際には無理のないように行ってください。
痛みや違和感を感じた場合には行わないでください。



それではまた、次回も骨盤の続きをお話ししていきたいと思います!

最後までお読みいただきありがとうございました!

だんだんと暖かい日が多くなり、春がきましたね🌸
暖かくなると、活動的になりますね✨
運動不足の方は少しずつ身体も動かしていきましょう!

それでは、3月もよろしくお願いいたします!🤲🏻🌼

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