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4月になったら頭の中の音楽の雲が落ちてきた - M3-2024春の話①

2024年4月28日(日)開催の音系・メディアミックス同人即売「M3」にサークル参加します。サークル配置場所は「サ-25a "in the blue"」です。
今回は(今回も?)新作が2作品あります。

新作①・Greentale2

通販・DL販売・試聴ページ


2023年より始動した冨田亮輔さん(=りょう君)とのアコギ&ボーカルユニット「Greentale」の2作目です。
今回は1月初めよりりょう君が色々な曲の提案をしてくれていたのですが、私が1,2月多忙で煮え切らない返事でいたら「作るんですか!?作らないんですか!?」と怒られました…すみません(苦笑)。自分としては作る気満々でいたのですが、ネット上のやりとりだとどうしても熱意が伝わりにくいので大切なやりとりは電話や直にやるのが一番だなあと思いました。

「3曲中1曲は絶対オリジナル曲、しかも春にリリースするから春の曲にする!」…と当初から思っていたのですが、頭に浮かぶ曲の雲がちょっと暗い雰囲気で、もっと春っぽい曲が出てこないかなあと雲を追いかけ続けていたらあっという間に3月が終わってしまいました。
4月になったある日、子どもと一緒に公園を歩いていると地面には沢山のタンポポが咲いているではありませんか。自宅で福音館の「たんぽぽ」という絵本を読んでいたこともあり、子どもとタンポポを観察するにはうってつけの季節。

沢山の草花が芽吹き明るい光の世界で子どもと一緒にタンポポを眺めていたら、もやもやしていた音の雲がドスンと地上に落ちてきました。それが1曲目の「Dandelion」です。作曲も収録もギリギリになってしまいましたが、4月でなければ出てこなかった空気感が出せたかなと思います。

2曲目の「The Buttefly」は有名なアイリッシュトラッドで、元々歌はなく楽器だけで構成された曲でしたが、りょう君がボーカルアレンジを提案してくれました。歌詞はりょう君が作ってくれた草案を元に私が自分で歌いやすく味付けしています。トラッド系では珍しい挑戦的な1曲なので是非聞いていただきたいです。

3曲目の「Down by the Sally Garden」も有名なアイリッシュトラッド。
こちらは昨年11月のコンサートでも唄った歌ですが、収録にあたりりょう君がイントロアレンジを追加してくれました。元ネタを知っている人はちょっとニヤリとする展開です。また普段はクリックに合わせてギターやボーカルを録るのですが、この曲はクリック無しでりょう君が一発録りでギター収録に挑戦してくれました。
OKテイクを8テイク程録ったのですが、1テイクだけアルファ波が出ているような不思議と安らぐテイクが録れたので、そちらに合わせて私がボーカルを乗せています。

今回はりょう君がかなり頑張ってくれた作品なので、前作「Greentale」と合わせて聞いてもらえたら嬉しいです。(前作も少部数ですが持っていきます)

新作②・犬神ディフェンダーズ・オリジナルサウンドトラック

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当初M3で頒布予定はなかったのですが、3月下旬にSteam版の犬神ディフェンダーズが配信されたのと、開発者のLibragames・Nesさんと「サントラ出しますか!」という話になり、急遽M3合わせで出すことにしました。

完全家内制手工業なので頒布部数少なめですが、私にしては珍しく沢山バトル曲を書いたので試聴で気に入ったらお手に取ってもらえたら嬉しいです(今後も自宅のCD-Rとケースが尽きるまで細々とイベントに持っていくかも?)。

喉の調子があまり芳しくないので会場では声があまり出せないかもしれませんが、CDをお手に取ってくださる方全員に心の中で大きな声で「ありがとうございます!!!」と叫ばせて下さい(笑)。


明日は「同人音楽のご依頼、無償でお引き受けします!…その後。」の更にその後=今回のM3でゲスト参加した作品のご紹介noteを書きます。


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