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同人音楽のご依頼、無償でお引き受けします!…その後。

これまでのいきさつ

今年の5月にnoteに書いた記事↓

こちらの募集のその後の顛末を書いていなかったので、年末なので年が変わる前に書いてみたいと思います。募集締切後の話は下記noteで少しだけ書いています。

歌と作曲の2種類で募集をし、募集を締め切った後1つずつ依頼を選ぼうと思っていたのですが、甲乙つけ難く1つずつに絞れないという問題が発生。
そこで私は考えた。「1つずつじゃなくて受けたいご依頼は全部請ければ良いんじゃね?」と。

そんな訳で、3件のご依頼を受けてみることにしました。
以下、現在ご依頼頂いている方をご紹介します。

ご依頼頂いた方のご紹介

①ザビエルさん

■Twitter(Xとは呼んであげない・笑)
https://twitter.com/teinenozabieru_

同人音楽では民族音楽系のボーカルといえばほぼ女性ですが、ザビエルさんは珍しく男性でボーカルをされている方。民族系~壮大なオーケストラ曲のアルバムの企画もされています。
民族音楽系の男性ボーカリストってもっと増えても良いと思うのですが、需要は少ないのでしょうか? Oonaghのアルバムに入ってるゴリゴリ低音ボイスの男性ボーカルやコーラスとか、そろそろ日本で流行って欲しいのですが(ただの個人的な願望です・笑)。

ザビエルさんからは新規アルバムのツインボーカル曲の歌唱のご依頼を頂きました。普段自分では率先的に歌わない声楽的な歌声でのオーダーでしたので、先日勉強しながらも楽しく歌わせて頂きました。

②久遠真雪さん

■Twitter
https://twitter.com/mayuki_eve

久遠真雪さんは作詞家の方。M3では作詞をしつつアルバムの企画もされています。久遠さんが作詞、私は作曲という形でご依頼を頂いたのですが、歌唱者が特に決まっていなかったとのことで歌唱も一緒に担当することになりました。
仕事の時はほぼ曲先で歌ものを制作するのですが、久遠さんの楽曲は久遠さんに詞先でお願いしてみることにしました。先日リリースしたアルバム「CAERULA」の「キオクノカケラ」という曲も詞先で作っています。曲先と詞先では曲の作り方が全然違うので、「いつか仕事でも詞先で歌ものを作ってみたいな」という思いから同人では実験や挑戦を繰り返して続けようと思っています。

久遠さんの詞は随分前に完成しており12月中に私の作曲も完了予定だったのですが、私の商業の仕事が立て込んでしまい作業を来年に先延ばししてしまいました。

③風雅ゆゆさん

■Twitter
https://twitter.com/yuyutaso

風雅ゆゆさんはイラストレーターさん。ご自身で作曲もされているそうです。風雅さんからは作曲のご依頼を頂きました。私と風雅さんとのスケジュールの都合で楽曲のリリースは2024年夏以降になりましたが、いつもとは少し違う作風の楽曲のご依頼で、今後より詳細を詰めて春以降に作曲を始める予定です。

④番外編:el ma riuさん

■Twitter
https://twitter.com/el_ma_riu

el ma riuさんは作曲家&ボーカリスト。
私のnoteの募集からご依頼頂いた訳ではないのですが、私のnoteと同時期にel ma riuさんご自身がTwitterでアルバムの共同制作者を募集されていて、面白そうだったので船に乗り込んでみました。詳細はまだ表に出ておりませんが編曲と歌唱の2曲を担当し、水面下で着々と動いております(動いてるのは作曲者さんなので私はまだ何も手を付けられておりませんが・苦笑)。

色々依頼を受けて思ったこと

今回依頼を受けて色々な方とやりとりをして感じたこと、それは
同人音楽を作られている方は過程を大切にする方が多いということでした。

長らく音楽(ゲームサウンド)制作を生業にしてきましたが、私の場合制作に対してかなりドライな所があり、
「依頼が来たら依頼のとおりに制作し納品する」
「修正依頼が来たら、依頼のとおりに修正する」
を粛々と行い「成果物の出来が全て」という考えなので、自分から必要以上に途中過程を相手方に伝えたり、自分の担当作業以外の部分に対して自分から質問をしたり情報収集したりすることは殆どありませんでした。

というのも、楽曲制作以外の情報を聞きすぎると肝心の楽曲制作に集中できず、制作時間以外の時にも「それ以外」の情報の事を悶々と考えてしまう事があったからでした。雇われ傭兵としての癖みたいなものでしょうか…。

ですので、今回ご依頼頂いた方からは「こいつ自分の担当以外の連絡事項に対して全然反応しないな」と思われていたかもしれません(全くもってその通りで、申し訳ありません!笑)。「モノを楽しく作る」とは何かを色々と考えさせられる出来事でした。

そんなこともありつつ、只今4つの同人音楽企画に首を突っ込んでおります。自分で依頼を受けておいてなんですが「仕事のスケジュールを見ながら春のM3直前に依頼を募集しても良かったな」と反省しております…(笑)。
とはいえ受けたご依頼は全て完遂するつもりでおりますので、来年2024年のM3春は自分の制作物も含め沢山告知出来たら良いなと思っております(言いながら、来春のM3にまだ申し込んでいないことに気付きました!)。

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