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ダイレクトマーケティングの現在と未来

今日読んだ記事を要約し、その内容から自分の仕事に活かせそうな内容を記載していこうと思います。

※一番最後の「記事をまとめるのにかかった時間」は今後の自分の参考値として記載します。

今日読んだ記事

ダイレクトマーケティングのトップランナーが語る「広告離れ」と「商品原価アップ」という傾向 | Agenda note (アジェンダノート)

用語補足

ダイレクトマーケティング
外部の流通チャネルを介さずにターゲットの消費者と直接のコミュニケーションを図ること

D2C(Direct to Consumer)
消費者に対して商品を直接的に販売する仕組みのこと

サブスク(サブスクリプション)
会員制の定額サービスのこと

OMO(Online Merges (with) Offline)
ネットと店舗の垣根をなくし購買意欲を掻き立てるマーケティング概念のこと

SEM(Search Engine Marketing)
検索エンジン上で行うマーケティングを総称したもの

SEO(Search Engine Optimization)
検索結果の表示順位を向上させてCV(訪問者がサイトの目標としているアクションを起こしてくれた状態)数を増やすための施策のこと

CPA(Cost per Acquisition)
顧客獲得単価、新規顧客を獲得するのに1人あたりいくらかかったかを示すもの

リスティング広告
検索エンジンの検索結果にユーザーが検索したキーワード(検索語句)に連動して掲載される広告のこと

ディスプレイ広告
webサイトやアプリ上の広告枠に表示される画像、動画広告やテキスト広告のこと

CVR(Conversion Rate)
顧客転換率。購入や申し込みなどにどれくらい至っているかを示す指標のこと

内容要約

・テーマは「ダイレクトマーケティングの現在と未来。今後3年間で起こるイノベーションは何か?」
・ECを実店舗/通販、小売/メーカーという軸で分類するのは古い。今後はOMO、サブスク、D2Cに応じてフレームが変わる
・特にディスプレイ広告は3年前に比べ今年はあまり重きを置いている企業は少ない。新商品/出店/ブランドの認知など目的に合わせて使い分けている
・新規性の高いサービスは、他と差別化する手法やイメージさせる手法のディスプレイ広告は不向き
・動画広告は検証が難しくPDCAを回しづらい(ターゲット/コピー/映像のクオリティなど検証項目が多い)
・ユーザー体験の質を下げる/ユーザーの時間を奪うだけの広告は罪(閲覧の邪魔/面白くない等)
・マスメディアが衰退しデジタル広告にブランド価値向上の要素が入ってきた
・Web接客ツールを使わない代わりにデータを使って情報・コンテンツを出し分ける
・広告費を減らす分、ユーザー体験の質を高める/リピート率を高めるための施策への費用をかける
・サブスクビジネスでは、継続率が1%高まると原価が倍になってもすぐに取り返せる(なので広告費→原価UPへ)
・データは仮説を立てどう使うか、データサイエンスが重要
・サブスクは旧来の定期通販と違い、ユーザーに合わせ新しい発見/体験をいかに作れるかが生命線
・今後3年間はオンライン/オフライン、メディア/サービス、アプリ/Web、広告/コンテンツなど境目がなくなり「融合」する時代へ
・今後も生き残れるブランドは、環境や手法の変化に左右されず、お客さまと向き合い続けられるか
・データ活用によっては既存事業とはまったく異なる領域に参入することができる
・LTV向上をゴールに掲げたサービス設計、マーケティング施策が基本
・3年後に向けて取り組むべきは、デジタルありきだがデジタルを主戦場にしないこと

参考になりそうなポイント

動画広告は検証が難しくPDCAを回しづらい(ターゲット/コピー/映像のクオリティなど検証項目が多い)

大手企業のトップランナーでもってしても動画の検証は難しいのか…。Youtubeに関しても内容/タイトル/サムネイル/公開時間/詳細欄の記載内容などなど、どこから検証して良いものかまだ全然分からない。自分でYoutubeチャンネルを作ってみようと思っても、なかなか個人で始めるにはハードルが高いので、まだ詳しく検証出来ていない。勉強方法も考えなければ。

Web接客ツールを使わない代わりにデータを使って情報・コンテンツを出し分ける

一度、web接客ツールの営業を受けたことがあるが、現在の会社のサイトはツールを導入したところで誘導できるコンテンツが揃っていないのでお断りした。大手企業は内製である程度ユーザーの求める情報・コンテンツを出し分けることが出来るのか。自分はとりあえずコンテンツを増やそう。

広告費を減らす分、ユーザー体験の質を高める/リピート率を高めるための施策への費用をかける

「リピート率を高める」はとても重要。ただ、新規ユーザーを獲得する広告費とリピート率を高めるための施策にかかる費用は差があると思う(やり方によるが)。そしてリピート率を高める施策はアイデアが必要。既存のお客様の求めるものを常に考えないといけない、ということ。

サブスクは旧来の定期通販と違い、ユーザーに合わせ新しい発見/体験をいかに作れるかが生命線

「サブスクって何?」と言われたときに「定額制のサービス」と答えてしまいがちだけど、これを読んで今までの説明が間違っていたなと反省。サブスクは、自分が触れる機会がなかったものに触れることが出来るサービス。「せっかくだからいろいろ使ってみよう」とかそういった発想をすることが出来るのもサブスクの魅力。自身も今、音楽/映像のサブスクを利用している。もっとサブスクの恩恵を受ける使い方をしてみよう。

今後も生き残れるブランドは、環境や手法の変化に左右されず、お客さまと向き合い続けられるか

2020年4月現在、この自粛ムードの期間は正にその時。自分の会社も自粛ムードによってメインの仕事が大打撃を受けている。なので手法を変えてどうにか稼げないかチャレンジを求められている。ただ「お客さまと向き合う」というのを見失わないようにしなければ。

データ活用によっては既存事業とはまったく異なる領域に参入することができる

これは自分が今の会社に在籍しているうちに実現してみたい。こうやっていろいろな記事を読んで勉強しているのは、自分が今の会社で新しいことを発案して、実行して、成果を上げたいと思っているから。データ活用に関してはまだまだ勉強中だが、だんだん扱える範囲を広げて可能性を高くしたい。

3年後に向けて取り組むべきは、デジタルありきだがデジタルを主戦場にしないこと

こんなこと全然考えられてなかった。デジタルがなかったら、今の会社での私の存在価値はないに等しくなる。デジタルでどうファンにアプローチするかなどを考えるのが自分の役目なので、こういう未来も頭に入れつつ、変化に順応できるように日頃から情報収集を欠かさないようにしよう。

まとめ

・まずコンテンツを増やして、自助努力で行えるweb接客を行う
・いついかなる状況でも「お客さまと向き合う」を見失わないことが大切
・いつか既存事業とは異なる事業を行うことを目標に日々勉強
・デジタル領域を完璧に把握できるように精進しつつ、デジタル以外の動向にもアンテナを張る

記事をまとめるのにかかった時間

約2時間

既にまとめられている記事よりも、このような対談やディスカッション系の記事の方が自分でポイントを見つけ出しまとめてる感があるので大変だけど面白い。

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