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音楽理論との付き合い方 後編

夜明リトです。

音楽理論との付き合い方後編です。
よければ前編も読んでいただけると嬉しいです。
さっそく開始していきます。

4.音楽理論を学ぶと個性がなくなる。

ヾノ゚ェ゚*)ナイナイ
そんなことでなくなる個性は個性と呼べません。

音楽に限らず何かを始める時は、基本を学びますよね?
基本を得た後にどれだけ自分の色を落とし込めるかになります。
音楽理論を理論として知らない方でも、レベルの高い曲を作っている方はだいたい音楽理論の基本が体に入っているのです。

理論を学ぶと個性がなくなるというのであれば、それは理論に振り回されているのです。
理論はあくまで補助的な役割ということを認識しましょう。

個性とは、これまでに触れてきた、聴いてきた音楽が重なって出来上がるものです。
ただのあるある集に潰される個性なんてあると思いますか?
そう感じてきたのであれば、もっと曲を聴いてたくさん曲を作りましょう。
経験に勝るものなどありませんよ。

5.音楽理論を学ぶタイミング

初心者のうちは学ばなくてもいいです。
好きに曲をたくさん作っていきましょう。
たくさん作っていくうちに、満足していた自分の曲に満足できなくなると思います。
響きが変だと感じたり、あの曲のこの響きが欲しいと感じたり、色々と足りないものが見えてくると思います。

そこが音楽理論を勉強するタイミングです。

人間必要ないものへ勤勉になれるほど、時間も集中力もありません。
必要になった理論を必要な時に調べるのが効果的だと思います。
ツーファイブが素晴らしいと言われても、単体では使い方もわからないし、ふーん...で終わりますよね?

ただし最初にダイアトニックスケールは憶えていた方がいいと思います。
音がぶつかって気持ち悪いと感じた時にすぐにわかりやすいからです。

6.音楽理論との付き合い方

ここまで読んでみて音楽理論にたいしてどう感じましたか?
音楽理論はかなり便利なツールだと思っています。
自身のレベルをグンと上げて、スピードも段違いに早くなると思います。

ただし、理論に囚われすぎてもダメです。
あなたの作品を最終的に決定するのは、理論ではありません。
あなたの感性そのものです。
理論的にNGなことでも、気持ち良いと感じるのであればそれでいいのです。
時代は常に進みます、今まで禁則だったものも突然世に溢れるようなことだってあるのです。
そんな中でこれはダメと書いてあったからと棄てるのはもったいないですよね?

楽しく音楽を作る上で、利用し楽しさを増やしてくれるツールだと認識することが、一番良い音楽理論との付き合い方だと思っています。

7.音楽理論勉強に鍵盤がおすすめな理由

前提として、コード楽器でやるのは言うまでもありません。
ギターもコードを鳴らせて弾いている方が沢山いるのになぜ?と思うかもしれません。
ギターよりも鍵盤の方が、音の位置関係を目でみた時にわかりやすいからです。
それにギターは、6弦あり同じ音でも抑えていないと変な音がなっておかしくなります。
鍵盤では3和音なら3つ抑えればいいし、鍵盤の音さえ憶えてしまえばすぐにみただけで位置関係がわかります。

念のために言っておくと、私がそう感じただけで他の方からしたら、ギターの方がわかりやすい方も大勢いると思います。
色々と試してみて、自分にあったやり方をみつけるのもいいと思います。

8.最後に

音楽、創作は楽しいものです。
良い距離感で音楽理論と付き合って楽しい音楽活動をしていきましょう。

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