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海外ドラマ「シェイクスピア&ハサウェイの事件簿」Season3 シェイクスピアの故郷が舞台のミステリー

原題 Shakespeare & Hathaway: Private Investigators
製作 BBC
製作年 2020
キャスト マーク・ベントン、ジョー・ジョイナー、パトリック・ウォルシュ・マクブライド他
評価(10段階): ★★★★★★★☆☆☆

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あらすじ
シェイクスピアの妻の名ハサウェイを持つ元刑事とシェイクスピアの名を持つルエラが探偵として事件を解決。

ミステリーでとして軽快で観やすいことと、パトリック・ウォルシュ・マクブライド(Patrick Walshe McBride)演じる助手のセバスチャンが好きで観ている本作。

シェイクスピア故郷ストラッドフォード=アポン=エイヴォン(Stratford-upon-Avon)を舞台にし、台詞にも多く引用されるのも魅力の一つ。登場人物の名前にもゆかりのある名前が出てくるのでそこにも注目すると楽しいかもしれない。
タイトルもシェイクスピアからとっている。以下IMDbのTriviaを参考にまとめる。

1. How the Rouge Roar’d (‘Henry IV’, Part I’: Act 2, Scene 2)
2. See Thyself, Devil! (‘King Lear’: Act 4, Scene 2)
3. The Sticking Place (‘Macbeth’: Act I, Scene 7)
4. A Serpent’s Tooth (‘A Midsummer Night’s Dream’: Act 3, Scene 2)
5. Thy Fury Spent (‘Timon of Athens’: Act 4, Scene 3)
6. Reputation, Reputation, Reputation! (‘Ohello’: Act 2, Scene 3)
7. Best Beware My Sting (‘The Taming of the Shrew’: Act 2, Scene 1)
8. All That Glisters (‘The Merchant of Venice’: Act 2, Scene 7)
9. O Thou Invisible Spirit of Wine (‘Othello’: Act 2, Scene 3)
10. Teach me, Dear Creature (‘The Comedy of Errors’: Act 3, Scene 2)

最初の数話は今までと同じような仕上がりだったように思うが、後半に面白いエピソードがいくつかあり、全体を通すと今までのシリーズで一番楽しめた。
6話は美容師だったルーのキャラクターが活きていて、また業界の人間関係も面白かった。
個人的に好きだったのは5話と7話。それぞれ女性史学会と環境団体の回なのだが、時代を切り取りつつちょっと皮肉がこもった感じで良かった。
9話と最終話はシェイクスピアと分かりやすく絡めてあって、詳しくなくとも楽しめる。そして最終話はなんといってもセバスチャンが良かった。

Season 4の放送も決定しているそうなので、期待したい。

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