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海外ドラマ「ウディ・アレンの6つの危ない物語」60年代アメリカの空気を感じる一作

原題 Crisis in Six Scenes
製作国 アメリカ
製作年 2017
監督/脚本 ウディ・アレン
キャスト ウディ・アレン、マイリー・サイラス、エレン・メイ他
評価(10段階): ★★★★☆☆☆☆☆☆

あらすじ
1960年代のアメリカ。ある中産階級の家庭にひとりの訪問者が来たことから起こる騒動を描く。

ウディ・アレンが監督・脚本を務めたamazon primeオリジナルのドラマ。
1話20分ほど。6回の連続したストーリー。

ウディ・アレン自身、このドラマの製作は想像以上に大変だったと語っている。
映画より気軽に観れるという点では良い。でもそれ以上ではない気がする。

60年代の空気を感じるという点では面白い。ベトナム戦争、毛沢東語録、キューバ、革命、ブラックパンサーなどなど。
ただ、この話の鍵となるレニーという女性がどうも好きになれない。
実際に当時の空気はこんな感じで、過激な言動に影響を受ける者もたくさんいたのかもしれない。この短い話で、その時代の空気を肌で知らない人にはそのカリスマ性も分からず、わがままにしか見えないのではないだろうか。

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