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海外ドラマ「クロッシング・ライン」Season1 各国から集められた特別捜査チームがヨーロッパの国境を越えた犯罪に挑む

原題 Crossing Lines
製作 NBC
製作年 2013
キャスト ウィリアム・フィクナー、マルク・ラヴォワーヌ、トム・ヴラシア、ガブリエラ・ペシオン、リチャード・フラッド、ムーン・デイリー、ドナルド・サザーランド他
評価(10段階): ★★★★☆☆☆☆☆☆

ICC(国際刑事裁判所、Internaitonal Criminal Court)に設置された特別捜査班。
オランダ、ハーグを拠点に国境を超えた犯罪の捜査に挑む。
参加するのはフランス、イギリス、アイルランド、イタリア、ドイツ、アメリカから集まった刑事たち。

全体を通しての縦軸が2つ。
ルイが追う、息子を殺害した犯人のディミトロフ。
そしてハックマンの右手を撃ち、NY市警を退職に追い込んだジェノヴェーゼ。

事件はどれもかなり残虐なのに全体としては観やすい。
前後編となっている回もあるものの1話50分というのは観るのに気軽。限られた時間の中で事件の描写があり、特別捜査チームが国境を越えた犯罪だと捜査を開始するという流れなので、捜査開始から事件解決までは意外と短い。
ただ、やっぱり事件は凄惨。国境を越えるだけあって規模も違う。人の命もはかなく理不尽に奪われていく。4話なんて、夜の高速道路の運転がちょっと怖くなるくらい。

ドナルド・サザーランド演じるドルンが渋くてかっこいい。
ハックマン、セバスチャン、トミーもそれぞれ違う魅力があって観ていて飽きない。
もったいないなと思ったのはアンヌ・マリー。せっかく一度見た人の顔を忘れない能力のようなものがあるという設定なのだから、それを生かした活躍がみたかった。

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