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海外ドラマ「パラディーゾ〜恋する百貨店〜」Season 1 舞台は1950年代のミラノ

原題 Il paradiso delle signore
製作 イタリア
製作年 2015
キャスト ジュジー・ブシェミ、ジュゼッペ・ゼーノ、アレッサンドロ・テルシニ他
評価(10段階): ★★★★★★☆☆☆☆

1950年代のミラノの百貨店を舞台にしたイタリアドラマ。
全部で20話のSeason1。
主人公は南部出身の女の子テレーザ。
テレーザと百貨店パラダイスの社長モーリ、そして才能溢れる広報のコンティとの関係をメインに話は進んでいく。
ちょっと昼ドラっぽいので、一気見するにはちょっとしんどい。

物語は婚約者の浮気を知ったテレーザが街を出て、叔父を頼ってミラノにやってくるところから始まる。

(以下ネタバレ含む。)

ミラノへ着いてみると頼みの叔父はモーリの車への放火容疑で逮捕されていた。そしてテレーザは叔父の経営する店は百貨店のせいでかなり厳しい経営状況だと知る。
仕事を探せというモーリのアドバイスを基に、モーリの店で働き始めるテレーザ。

モーリとコンティはそれぞれテレーザに惹かれていく。

しかし、戦争末期の収容所でラッツィという男を殺害した疑いがずっとモーリにはつきまとう。ラッツィの兄で銀行の頭取であるマンデッリがその報いを受けさせようと執拗に迫る。
そしてモーリは店を守るためマンデッリの娘、アンドレイーナとの結婚を決める。
結局ラッツィはどういう人物で、本当に収容所で何があったのか分からない。モーリにはちょっと謎めいた信用できないところもある気がする。

最終的にアンドレイーナとの結婚を直前で破棄しモーリはテレーザのもとへ向かうのだけれど、コンティの方が一途でいい男のような気もした。
モーリのプレゼントのペンダントをつけるテレーザを見て彼女の本当の思いを悟るのはちょっと辛すぎる。

他にもパラダイスで働く人たちの恋愛模様など描かれるのだけれど、個人的に一番好きだったのは広報部で働く自立した女性、エルサ。
インブリアーニ一筋のクイントだが、エルサと上手くいってほしいなとちょっと思ったりもした。

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