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本当に自分に必要なものは何か考えてみた

🐰これは

立派な大人だけど、仕事もプライベートもほどほどにがんばってて、それなりに悩みながらも生きてる自分が少しレベルアップするために「100個のやってみた」を記録するnoteです。

やってみた14_本当に自分に必要なものは何か考えてみた

これは受動的な体験がきっかけなのですが、素直な感情を残したくて記載します。

夜、お風呂から上がってほっと一息ついていると、部屋の外からジリリリリと大きな音で火災報知器の音が鳴り響きました。
こんなことは初めてで、一人髪の毛もびしょびしょ、もちろんすっぴん、「すぐ外に出たほうがいいのか?」「でもこの格好で?」「何を持って外に出たらいいの?」「部屋が燃えちゃったらどうしよう」とぐるぐる考えている中、どうしたらいいのかわからなくて部屋の中で立ち尽くしてしまいました。
一気に心臓がどきどきと大きく鳴っていくのが自分でもわかりました。

怖くて扉のドアスコープから外を覗きみても、誰も外に出ていなくて、「もしかしてこの音が聞こえるのは私だけなのかな」「でもすごい音でなっているけれど…」「それとも他の方はまだ帰ってきてないのかな、こんな夜中に?」「どうしよう」と無駄に部屋を行ったり来たり、とりあえずバスタオルで髪の毛を拭いたりしてうろうろ過ごしていました…

ずっと火災報知器の音は鳴り響いているままでした。

しばらくするとチャイムが鳴って、そのあとすぐに何度も強くノックがあり、ドアを開けると警察官の方がいらっしゃり「火は使っていないですか?」「火事になっていないですか?」と質問がありました。
火は使っていないし全く心当たりがないことを伝えると、「わかりました、みなさん確認しているので部屋から出ないで待機していてください。」とおっしゃっり扉が閉まりました。

再び一人になったあとも、「どうしよう」「どうしたらいいんだろう」とずっと頭をぐるぐるして、とりあえず何かあったらすぐ出られるような用意をして髪の毛を乾かしました。

しばらく経って再びチャイムがなり、扉を開けると今度は消防官の方が立っていらっしゃり「先ほども質問したと思うのですが、火事になっていないですか?」と質問があったので、火は朝使ってから使っていないこと・それ以外も部屋に特に異変はないことや心当たりがないことを伝えました。
消防官の方も部屋の中を見渡してちらっと部屋の中の火災報知器をみたあと再び扉が閉まりました。

その後しばらく経って火災報知器の音がとまり、何度かまた短い時間火災報知器の音が鳴って男の人たちが話している声がうっすら聞こえていましたが、さらにしばらくすると静かになりおそらく何もなく終わりました。

冷たい雨が降る夜だったので、夜中に対応してくださっていた警察官・消防士さんの働きっぷりにも頭が下がり、改めて働くってなんだろうとも考えました。


この体験を経て、いかに日々平和にのんびり生きているかというのを改めて気づきました。
結果としておそらく大事はなく、のんびりとこうしてnoteを記録できている状況なのですが、強く思ったことがあります。

「このまま部屋が燃えて何もなくなったらどうする?」ということと、「わたしの人生がここまでだったら本当に後悔ないかな?」ということです。

本当に大切なもの、自分に必要なものはなんだろう、とひょんなことではありますが考えるきっかけになったので、思ったまま記録します。
いつ何が起こっても後悔のないように今を過ごしたいと思いました。



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