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英検1級二次試験対策【Vol. 020】Do labor unions have a role to play in the business world today?
英検1級の二次試験に出題されたTopicsから1つを選んでKey WordsをPick Upします。
5つのTopicsの中から、私にとって取り組みにくいと感じたものを対象としています。
あえて苦手な分野を深堀することで情報や語彙の幅を広げることが目的です。
WritingやSpeech作成の一助になれば幸いです。
2016年第2回
日本の労働組合は会社ごとで活動することが大半です。
一方、米国では全米自動車労働組合’(UAW)に代表されるように業界単位で組合を組織して会社に交渉などを行うことが多いです。
労働はその国や会社の風土や慣習などの影響を受けやすいと思います。
近年、日本では「働き方改革」などによる政府による労働条件の改善などが進んでいます。
一昔前は「24時間働けますか?」なんてテレビCMで普通に言っていましたからね(笑)。
このTopicに「Yes」の場合、以下のような理由が挙げられます。
Fair Compensation:労働者が公正な賃金と福利厚生を受け取ることを確保し、所得格差を減らす
Improved Working Conditions:安全で健康的な職場環境のために働きかけ、職場での事故や病気を減らす
Job Security:労働組合の契約には、不当な解雇から労働者を守り、雇用の安定を確保する規定が含まれることが多い
Worker Rights:労働者が懸念を表明し、権利を守るためのプラットフォームを提供し、搾取のリスクを減らす
Training and Development:労働者のスキルを向上させ、労働市場での競争力と適応力を高めるトレーニングプログラムを提供する
Collective Bargaining Power:労働者に経営陣との交渉でより強力で統一された声を提供し、よりバランスの取れた結果を導く
Policy Influence:労働法や規制に影響を与えることができ、労働者に利益をもたらし、公正な労働慣行を促進する政策を提唱する
Employee Morale and Productivity:コミュニティと連帯感を育むことで、従業員の士気を高め、生産性と仕事の満足度を向上させることができる
Social Justice:反差別努力や平等な機会の提供など、より公正な社会に貢献する広範な社会問題を支持することが
一方、労働組合にはネガティブな面もあります。
Increased Costs:労働組合が賃金や福利厚生の引き上げを通じて労働コストを押し上げ、企業の収益性や競争力に悪影響を与える可能性がある
Reduced Flexibility:厳格な労働契約により、企業が迅速な意思決定や市場の変化への適応を行う能力を制限する
Potential for Strikes:ストライキやその他の労働行動は、企業の業務を混乱させ、企業や消費者にとって財政的な損失や不便をもたらす
Bureaucracy and Inefficiency:企業内で非効率や意思決定の遅延を引き起こす追加の官僚的な層を作り出す
Adversarial Relationships:労使関係が対立的になることがあり、敵対的な職場環境や従業員と経営陣の協力の減少を招く
Economic Impact on Non-Union Workers:労働組合によって交渉された高い賃金は、商品やサービスの価格上昇を引き起こし、非組合労働者や消費者に影響を与える
Union Dues and Fees:従業員は組合費を支払う必要があり、これは追加の経済的負担と見なされる
Potential for Corruption:労働組合内での汚職や管理不正の事例があり、それが組合の信頼性や効果を損なう
Resistance to Change:労働組合は、技術の進歩や再編成などの変化に抵抗し、企業の成長や革新を妨げる
Impact on Small Businesses:中小企業は、特に労働組合の要求に応えるのが困難であり、企業の存続や成長の可能性に影響を与える
これらは英語にするのは少し難しいと思います。
その中でも気になるKey Wordsがあれば英語で話せるようにしておくと良いと思います。
現代の日本においてはSNSによる個人の発信力もありますし、政府などの後押しもあって以前ほど労働組合の役割は少なくなっているのでは、と個人的には考えます。
最後に、「労働組合」に関しては過去に一度取り上げています。
以下の記事も参考にして多角的に思考できるようにしてみてください。
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