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ようやく…ようやく病院へ…

2022年4月22日
生理2日目
前夜の激痛で腹を括り、年単位で後回し、後回しにしてきた産婦人科へ…
【前夜の激痛についてはこちら

生理中に産婦人科に掛かるのは気が引けたけれど、もうそんな事は言ってられなかった。前夜の激痛は治まったとは言え、またアレが襲ってきたら…と思ったら、もう先延ばしには出来なかった。

私の仕事は、いわゆるフリーランス。
手元にある、こなすべき仕事をする…または決まった時間に仕事をする。それ以外は比較的融通が利く。

その日は午後、美容院の予約を入れていたので、午前中はがっつりお仕事する予定だったけれど、それも一旦停止。病院へ行くことが最優先!

私が出産した病院は、不妊治療専門病院になってしまったため、妹が出産した病院へ。姪っ子が生まれた時にお見舞いに行った時ぶりの来院。その時も妹から「良い病院だった」と聞いていたけれど、相変わらず人気のようで、結構な混雑具合。

待ち時間を経て、診察へ。
まずは問診。
前夜の激痛について、ひと通り説明。「卵巣捻じれてたら、鎮痛剤じゃどうにもならない」とお聞きしたのはココでのこと。

月経カップを利用していて、おおよその経血量は記録していることも、その多さを自覚していることもお伝え出来た。
「月経カップ使ってるの、珍しいね」と言って頂きました。

そして、内診。
「生理中みたいだけど、内診どうする?」と確認してくださいました。先生には申し訳なかったですが(血、見慣れてますかね?)何せ、このまま帰宅するのも怖いので「先生さえ差支えなければ…」とお答えすると、サラッと「大丈夫ですよ」とお答えくださったので、内診へ。

経膣エコーの画像を見ながら「これとこれと…この辺にあるの、全部筋腫ね~」あるあるある…笑


***以下、リアルに書きます。決して卑猥な表現ではありません***

次に、膣に指?を入れて、押し上げ、もう片手は下っ腹を押さえ、「ほら、ここに硬いのあるの分かる?これ、筋腫ね」
「はい…もう自覚してます」
人の手でも、硬いの分かるもんなんだ…と妙なところで感心。


そして、内診台に上がったついでに子宮頸がんの検査のための検体も採取。
ほんっとにお恥ずかしいのですが、検診とかも全然ちゃんと行ってなくて…(個人事業主の不養生というやつです…)。やっと受けられた…というホッとしたような気持も…(さっさと検診行けばよかったのにね…笑)
生理中でも検査できるのね。

内診台を降りて、貧血検査。
血ぃ採られるの、久しぶり。

貧血検査の結果が出るのを待って、診察室にて状況説明。
・子宮筋腫があります
・大きさも数もそこそこある
・痛みも強い
・子どもはもう育ってる(18歳と21歳)
・何より、酷い貧血!

Hgb(ヘモグロビン)が8.7って、だいぶ、かなり貧血らしい。先生曰く「富士山の上でランニングしてるようなもの」だそう。私、そんなに頑張ってたの!?

たしかに、立ちくらみは日常茶飯事(そういうもんだと思ってた笑)3階まで階段上がると、持久走ゴール直後みたいな尋常じゃない息切れと、脚の筋力の無さを痛感(それも貧血のせいだったのか)貧血の症状も自覚してたんだ…とココでようやく知る。

「もう、取っちゃっていいと思いますけどね~。取るなら市民病院へ紹介状書きますよ~」取るって、子宮のこと。先生、あっさり軽い~(笑)

私的にも、すでにこの時点で、「子宮を失う喪失感 < もうこんな痛いのも大出血もイヤだ~」な気持ちに傾き始めていたし、何より、今まで病院行かなきゃ…と思いながらウダウダ方向を見失っていたのが、ようやく向かう方向が決まった!みたいな、スッキリしたような、ホッとしたような…(じゃあ、さっさと病院行けばよかったのに…←2回目)

即答してもよかったぐらいの気持ちだったけれど、一応「家族にも相談してきます」とひと息置いてみる。
「取るか取らないかは、困っているかどうかで決めればいい。もう既に痛みが強いというのは困っていると思っていい」とアドバイス頂きました。

子宮頸がんの検査結果を聞きに来る時にお返事を…という話をして、漢方と鉄剤を処方してもらいました。

GW明け、2022年5月9日
子宮頸がんの結果を聞きに、再来院。
院長先生は学会出席のため、他の若い先生の診察。

子宮頸がん検査は無事陰性。
「お大事に~」と帰されそうになったので「手術したいので紹介状を~」とお話したら「おぉ、もう、そういう話になってたんですね」と驚いた様子。

そこでも、取る、取らないについて、再度説明をしてくださいました。

取らない=薬で乗り切る場合
・閉経まで毎日、薬を飲み続けなければならない
・その薬が月10,000円ぐらいする
・生理日以外の日も、ダラダラ出血が続くこともある

この若い先生も、私の子宮の状況、年齢、家庭環境も考えた上で、背中を押してくれて、紹介状を発行してくれました。


あ、書き忘れたことが…
1回目~2回目の診察の間の「家族と相談してきます」
相談したっけかな???笑

私が、元々そんなに旦那さんに意見を求めず、自分で決めてしまうタイプだからということもあるけれど、今まで生理でこんな困ってたんだ…って改めて説明するのもなんだし、説明したところで…って気持ちもあったり、子ども2人も男の子だし、ほぼ「手術受けるから」と決定事項として伝えた気がする。

この時点でなぜか「じゃあ手術日、休み取らんといかんな」と張り切る旦那殿…。ん~~~、なんか心配…(この心配が的中するのはまた後ほど…)

さて、いよいよ市民病院へ!


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