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あと一週間

入院まで約一週間となった。
仕事は3月31日まで。4月2日から入院手術の予定だ。
病院より一週間前から毎日2回体温を測って記録しておくように、と言われているのでドラッグストアで一番安い体温計を購入。

普通の家なら体温計のひとつくらいありそうなもんだ

しかし我が家にはなかった…。子供もおらず、割と健康な夫と私の大人だけの共働き夫婦の結婚生活の中では体温計が必要なことが滅多になく、用意がなかった。

普段、ドラッグストアで購入するものといえば、ロキソニンやバファリンなどの鎮痛剤か、洗剤か飲み物くらいばかりだったが、よく徘徊してみると入院に便利そうなグッズも色々とあることに気がつく。

手術後はお風呂(シャワー)を数日浴びられないらしいので、体を拭く使い捨てのシート、お風呂に入れなければデリケートゾーンのあたりも気になるので、トイレに流せるお尻拭きシートなど、安価な値段で手に入れられた。

そのほか、熱さまシートやら、猫の餌やら(入院には関係ないが)を購入。

入院の準備が着々と進む

入院するにあたって、参考になったのが経験者の人のブログやYouTubeだ。
いわゆる「入院中にあると便利なもの」というグッズ紹介ブログ等が、とても役に立っている。今日購入した体を拭く使い捨てシートもそういったものを参考に購入している。
入院期間は1週間から2週間と聞いているが、もし2週間ともなれば、旅行ではないにしても、病院生活をできるだけ快適に過ごしたい。快適に、、、と言っても手術後はそんな余裕があるのかも不安だが。

足の痛みはより強くなっている

今回入院手術をすることを決めたのは、2週間ほど前だが、その頃よりも今日はより痛みが強くなってきている。
薬を飲んでいれば耐えらないことはないが、やはり薬を飲んでいても足は痛く、特に私は左足が辛い。痛い。痛すぎる。
ドラッグストアを一周できないのだ。

最初の数分は軽快に歩けるが3分もするとズキズキと痛みが出てきて、片足を引き摺るようにしか歩けない。レジを待っている間、立っているのさえ辛い。薬がなければ、歩くなんてとんでもない状態。寝ても座っても、丸まっても痛い。叫ぶほどに。
早く楽になりたい。
最近は街中を歩く老人が片足を引き摺るように歩いていたりすると、なんだか自分を見ているようで、心が痛くなったりする。今まで景色のように何も感じなかったのに。

腰椎椎間板ヘルニア

私の病名だ。
MRIで見た様子は左の腰の4番目と5番目の間の椎間板がヘルニアになっているらしい。(ブログの名前はそれで4番目と5番目の女とした)
ヘルニアって自分がなるまで、聞いたことはあっても具体的にはどんなものか知らなかった。ヘルニア=飛び出した という意味らしい。
つまり椎間板ヘルニア=椎間板が飛び出した、ということだ。
椎間板は髄膜で覆われ、その中に髄液がある。
私の髄膜は破れ、左足の神経のところに髄液が出てしまった。それで左足が痛くて、坐骨神経痛になっている。

この三ヶ月。働きながら、毎週マジメに整形外科にリハビリに通っていたが、一向に良くならず(一時、改善しかけたときもあるのだが)それどころか、痛みはどんどん増して、薬も増えた。
「先生、全然痛みがひきません。薬を増やしてほしい」と相談したところ、MRI検査を勧められて、椎間板ヘルニアが発覚。ヘルニアの大きさ、日常生活の困難さから、手術に踏み切ることになった。

まさか、ただの腰痛と思っていたものが、坐骨神経痛が現れ、それが治るどころかもっとひどくなり、ついに手術、、、。そんなこと半年前には想像もしていなかった。

この半年の間には、数年がん闘病をしていた父が亡くなったり、下肢静脈瘤の手術をしたり、生理が不順になって更年期が始まり、婦人科に通い出したり、貧血が見つかり、治療したり(継続中)と、私にとってはハードな半年だった。
その集大成というか仕上げがこの椎間板ヘルニア手術という感じ。

もうこれ以上は悪いことが起きないといいなぁ。

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