【メンズファッションの着こなし】チノパンやデニムがドレスパンツになるワザ

こんにちは。今回はメンズファッションの着こなし編です。

突然ですが、『チノトラウザーズ』という言葉を聞いた事はありますでしょうか？

細かく、言葉を切り分けてみると、『チノ』と『トラウザーズ』です。トラウザーズは英国生まれのスラックスを指す言葉で、細かく分けると日本ではスラックスとトラウザーズで違う定義がされているのですが、基本的にはスラックスと一緒という認識で大丈夫です。

『チノ』と『トラウザーズ』。
言葉の通り、『チノパン』でありながら、『トラウザーズ』のような上品な印象を持つパンツの言葉を指します。

このパンツは、ファッション業界においてはとても狭い意味で、特にイタリア方面のドレスファッションを主体とする界隈から生まれた言葉で、スラックスの代わりにチノパンを履くことでカジュアルダウンさせるときに用いるチノパンがそのまま製品としても登場しちゃった、という感じです。

つまり、何が言いたいのかといいますと、このチノトラウザーズがなぜ、トラウザーズと呼ばれているのかを分析して、その要素を他のパンツにも応用すれば、他のパンツも『〇〇トラウザーズ』になるんじゃないか、って話なのです。

ペインタートラウザーズだって、軍パントラウザーズだって、デニムトラウザーズだって可能になる訳です。

どこかお遊びみたいな売り文句になってしまいましたが、この回はファッションの着こなしの幅を広げる上で最も重要な要素の一つです。

このように、私服としても簡単に取り入れられるブレザーコーディネートですが、この軍パンに『軍パントラウザーズ』を取り入れると、元々ブレザーというドレスアイテムと組んでいるので、足元が革靴でなくてもバランスが取れるようになると思いませんか？

ブレザーに軍パン、スニーカーでもファッションとして成立しているので、ダメだとは言わないのですが、『軍パントラウザーズ』を履いている方だと、ちょっとこなれている様に見えると思いませんか？

さて、前置きがかなり長くなってしまいましたが、今回はチノパンや軍パンなど、カジュアルなパンツをドレスアップさせる『トラウザーズ化』について解説していきたいと思います。