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「自分には才能がない」と悩むあなたへ

「才能がない」ーこれ、誰もが一度は感じることじゃないでしょうか。僕自身、才能があると思ったことは一度もありません。暗いスタートですが、高校・大学落ちこぼれすぎて当時を知ってる人は、そらそうやろwって感じやと思います。

でも、この半年間で、150人以上の人と1対1で話をして、時間を共有する中で、1つ大きな気づきがありました。それは、「すべての人に可能性がある」ということ(AKIOブログ大好きマン)。僕が作っている兼業集団を作った想いにもつながる考え方ですが、今回はそれを深掘りしていきます。

才能を見つけるには「自分らしさ」が鍵

僕の学生時代は、成績も振るわず、高校では勉強そっちのけで遊びに熱中していました。模試の点数なんて惨憺たるもので、偏差値40ですら夢のまた夢でしたw それでも、大学には無理やり指定校推薦で入学しましたが、結局そこでも成績は伸びず、底辺を歩き続ける毎日。今でもよく卒業できたなと煽られるし、留年する夢を今でも見ます。

そんな自分が、社会に出て「何ができるんだろう」とマジで思ってました。Excelの使い方すらよく分からなかった自分が、いざ仕事に向き合ったとき、なにができんねん…て期待値0でした。

でも、色々経験していくうちに、直接「才能」を見つけるのではなく、「自分らしさ」を見つけることの重要性だと理解します。何が得意なん?って聞かれると答えづらい。でも、自然と体が動く領域が、自分の中には必ずある。例えば僕の場合、読み書きは苦手ですが、何かを噛み砕いて説明することが自然と得意でした。テストの点数や資格などで自分を評価しようとすると、本当の才能に気づけないものです。

ゲームが教えてくれたもの

そして、もう1つ自分が自然と「才能」を感じたのは、学生時代に没頭していたゲーム「信長の野望」という超マニアック歴史シミュレーションゲームです。中学生頃からドハマりし、大学卒業するまで多い時で1日18時間くらいぶっ続けでしていました。心配した親がゲーム機のある部屋からエアコンを撤去したにも関わらず、真夏ダッラダラ汗をかきながらゲームをし続け本気で呆れられました。もはや、病気・奇人扱いです。

↑今でもps2版😮‍💨
(15年以上同じゲームやってます・・w)

意外にも他の有名どころのゲーム(アクション系とか)にはハマりませんでした。信長の野望を語りだすと3日は必要なので割愛しますが、ザックリいうと、自分が大名になり、戦略や戦術を考え、部下に指示を出して天下を統一していくゲーム。この作業が、今振り返れば、僕の自然な「体が勝手に動く」領域を形成していきます。そしてそれが、今の僕の仕事における戦略立案や人材マネジメントに直結しているスキルだったんです。

「体が勝手に動く領域」を見つける

ここで重要なのは、自分が自然とやってしまうことを見つけることです。僕がゲームで得たスキルや営業での話し方のように、それが世の中で才能と呼ばれるものかどうかなんて関係ありません。よく私には技術が~、資格が~才能が~なんて話を真剣にされる方がいますが心底腹が立ちます。自分が他人に言われずとも、自然とやってしまうことこそが、自分の強みであり才能なのです。

だからこそ、「才能がない」と感じている人に伝えたいのは、何かに自然と体が動く瞬間を見逃さないでということです。それが何であれ、そこには必ずあなたの才能や強みが隠れています。

尊い組織と基準の違い

先日、実写版『キングダム』を観ました。その中で登場する「王騎将軍」の軍隊では、兵士が一人で十人倒すことをノルマとするシーンがあります。彼らは、王騎将軍という大将軍の傘の元日頃から高い基準が自然に形成されているのです。

このシーンは震えた

一方で、普通の軍隊では「生きて帰ること」や「一人倒すこと」が基準です。これがその組織が作っている雰囲気によって作られる「基準の違い」なのです。どんなに同じ努力をしても、この基準の違いが最終的な結果に大きく影響します。
6人倒すことが基準の王騎軍Aさん。
1人倒すことが基準のBさん。
この2人を並べると
Aさんが手を抜く▶︎3人
Bさんが血反吐吐いて頑張る▶︎2人
という結果になります。
残酷ですがBさんが頑張った!時間をかけた!と騒いだ所で所詮はAさんの手抜き程度なのです。

成果のよくある方程式

結局、成果= 才能 × 努力です。才能があっても、基準が低く、努力の量が少なければ、成果は伴いません。多くの人が「結果が出ない」と悩むのは、二つの要因が考えられます。一つは、自分の才能が発揮できる環境にいないこと。もう一つは、単純に努力が足りていないことです。

自分では「一生懸命頑張っている」と思っていても、それはあくまで自分の基準での100%に過ぎません。基準が低ければ、その努力も結果には結びつきにくいのです。ここで重要なのは、高い基準を持つ尊い組織に身を置いた経験があるかどうか。それが、結果を出すための決定的な差になります。反対に基準が低いやつは機関車トーマスみたいなとぼけた顔をしてます。

みんな大好き機関車トーマス

1日6、7本

先日、ある社長とご飯を食べる機会がありました。彼はSEO対策のために、自社サイトに毎日記事を投稿しているとのこと。「毎日記事を書いていると、意外と結果が出るものだ」と話していました。

話を聞き進めていくと、その社長はなんと1日6~7本の記事を書いていると言うんです。僕は途中まで頑張ってる=1日1本だと思ってました。勝手に自分の物差しで変換して聞いていたんです。Instagramの投稿でも1日1投稿するのが大変に感じることが多い中で、彼はそれをはるかに超える量を日常的にこなしていました。

この話を聞いて、気づかされました。自分の頑張る基準では「1日1本」でも、彼にとっては「1日6本」が基準(なんか聞いたことある話ですね😢。つまり、同じ才能を持っていたとしても、努力の基準が6倍も違えば、当然結果も大きく変わってくるのです。これが毎日積み重なれば、100日後、1000日後にはその差は大きくなるのは言わずもがな・・です。そもそもこの社長は24歳の年下で二桁億近い売上高がある超新鋭の方です…。本当に尊敬🙇‍♂️

基準を底上げするためには、
尊い組織に属する

結局のところ、結果を出すためには、自分の努力を高めるための環境と基準が必要です。尊いビジョンを持った組織やコミュニティに属し、その中で自分の基準を引き上げることが重要です(全国大会を目指している部活動とか最高)。そうした環境に身を置くことで、初めて自分の才能が最大限に発揮されます。そもそも自分で基準を上げることは不可能です。一度誰かのビジョンに脳死でのっかっててみて下さい。僕自身「データサイエンスの力で美容業界を変える」という鬼ビジョンに脳死でのっかっていました。個人的には全く興味はなかったけれど、全力で頑張った結果基準がちょっぴり上がった気がします。(本来なら7-9時間寝ないとダメな人間ですが)自分がやると決めたら深夜だろうが徹夜だろうが踏ん張れる力を身につけました。

もし結果が出ないと感じるなら、まず自分の基準を見直してみてください。才能がないと思うのではなく、もしかしたら自分の基準が低いだけかもしれません。基準を引き上げ、高い目標を掲げる組織や環境に身を置くことで、あなたの才能は飛躍的に開花します。


才能がない人なんていません。 大事なのは、自分の基準を引き上げ、適切な環境で努力することです。どんなに才能があっても、低い基準と少ない努力では結果は出ません。以上!!

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