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推しの誕生日を祝いたくて1400キロ移動した話 ②


とうとう迎えた阿部亮平さん生誕祭 in 福岡、本番の日。

睡眠時間は2日連続で4時間程度だったけれどアドレナリンが出まくっているせいかすっきり目が覚めた。
阿部亮平さんが29歳を迎えたこの素晴らしき日に、のんびりホテルのベッドでごろごろしている訳にはいかない。

張り切って向かったのは、お友達のべべちゃんが行きたかったダコメッカというパン屋さん。

途中でそれスノで見た日乃屋カレーをみつけて
テンションがあがった


15分弱歩いて到着したはいいものの、もうすでに行列で翌日出直すことにした。
阿部亮平さんが29歳を迎えたこの素晴らしき日に、パン屋でぼーっと並ぶ訳には(以下略)

仕事が出来るべべちゃんがすぐに近くのカフェを探してくれ、朝から優雅に阿部さんのメンバーカラーである緑を体内に取り入れた。


福岡はおしゃれな店が多い気がする
旅先だと朝からケーキも許されるのはなんでだろう




実は今回の旅のメインイベントは地元民と東京、京都方面からわらわらと集まってくる阿部担たちとの生誕祭で
あと数時間で会うというのにずーっとDMが動いていた。

好きな物が一緒、推しという共通言語がある関係というのはあっという間に物理的な距離も精神的な距離も縮めてくれる。

年齢も仕事もバラバラな6人なのに
まるでもう数年友達で、年に1回日本のどこかで集まる会をずっと開いているような、そんな安心感とノリだった。

前に会社の後輩ちゃんに『阿部担ってネットで会うとかなっても心配少なそうですよね
あの阿部ちゃんを好きってだけで悪い人いなさそう』
と言われて自分のことながらちょっと納得した。
あともう1つ言っておくなら阿部担はちょっと変態 推しを愛でる癖が強い人が多いのも共通点だと思う。

優雅なブランチの後は、お昼からの阿部さんのバースデーインスタライブを万全の体制で観るためにホテルに戻った。

同じ阿部担と一緒に悶えながら見るインライは良かったし、インライのまとめとして

『今、ぼくすごい幸せですけど、9人とみなさんとですごい幸せな世界を作っていけたらいいなって』

と語ってくれて涙があともう少しでこぼれる、気合いをいれてあげたまつ毛が下がる……と思った瞬間


『はっぴー!🤗』

と、語彙力が急激に低下した気象予報士アイドル阿部亮平さん(29)が爆誕して最高に愛しかった。
おかげで、この後の福岡の旅の合言葉ははっぴーになった。

さぁインライが終わり阿部さんのお誕生日公演が始まる……ということは私たちの本番も始まる。

いざ行かん、決戦の地へ!

決戦の地

もちろんチケットはないので中には入れない。
でも目と鼻の先に、確実に私の人生一の推しが存在している。

当初の旅の目的、阿部亮平さんの体内から出た二酸化炭素を体内に取り込みたいという目的が達成された可能性が1番強いであろうこの瞬間、遠征せずに直線距離で1400km離れていたらこの感動は味わえなかった……。

ひとしきり会場周りを堪能し、これから夜公演に入るであろう幸せそうなスノ担さん達を横目に私たちは阿部亮平さん生誕祭のメイン会場へと向かった。


こういうツリーを置ける家に住みたい


SnowManのコンサートに行くからお店休みます、と貼り紙をしたツイートが万バズした店主が待ってくれている会場にタクシーで移動。

とっても雰囲気が温かい素敵なお店で、感動の初対面と思えないほどの弾丸トークをかっとばしながら生誕祭の飾り付けをみんなでやってる時間、それだけで楽しい時間だった。

大人になって社会人であり母親をやっていると、コミュニティは会社か子ども関係になってしまい、肩書きがないただの「私」として誰かと話すということが格段に減る。

○○部署の○○さん、(役職)の○○さん、○○のお母さんというフィルターがない、阿部担である私の側面しか知らない友達という存在にこんなに救われるなんて、福岡遠征の思わぬ収穫だった。

真ん中のBOYは阿部さんの概念です

店主の粋なはからいでメニューは全てSnowMan関連で揃えてくれて、美味しい食事にみんな感動しながらDVD鑑賞会までして、教科書のような推し活の時間を過ごした。

これ全部1人で作ってしまう店主がやっぱりすごい
(ケーキはお知り合いのお店だそう)



わかったことは、Twitterで気の合う友達は現実世界で会っても気が合うということ。
そしてTwitterが面白い人は本人も面白い。

ここには書けないような話を沢山して(オタクが集まるとだいたいそうなる)生誕祭はあっという間に終わってしまった。
解散する時はさすがに一瞬寂しさを感じるかなと思ったけど、なぜかまたすぐ会える気がした。


店を出て遠征組みんなで最寄りの駅まで夜道を歩き、その雰囲気がなんだか学生の頃に戻ったようで
学生時代にあまり青春をしてこなかった私は、密かに嬉しかった。


阿部亮平さんが繋げてくれた縁。
本当に私たちの推しは最高すぎる。


あっという間に福岡2日目の夜が終わって若干やりきった感を感じつつ
残りの時間福岡を思いっきり楽しんでやろう、阿部さんお誕生日おめでとう……と改めて思いながら眠りについた。


③へ続く……(たぶん)

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