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幸せホルモン全開にしたい。お肉の衝動はオーシャンテラスで解消。最高の景色と淡路ビーフを喰らう。


これは自他共に認める案件だが、私は無類の肉好き女子である。中でも赤身の肉肉しいお肉が大好物。仕事でのストレスは肉で晴らすに限る。そんな休日の午後、私は高速道路を制限速度は守りつつ可能な限り目的地へと急いだ。

今日のBGMは大森靖子の「焼肉デート」をかけた。肉への期待感を盛り上げてくれる我ながらナイスな選曲だ。但しデートでは無く1人なのはご都合主義よろしく、完全スルーなのはご愛嬌と思って頂きたい。そんな事を考えながら車のアクセルを少しだけ踏み込んだ。

今日は天気が良く車の窓を少し開けると心地よい風が入ってきて、仕事での上司のセクハラなのかパワハラなのか分からないストレスの原因も少しだけ和らぐ気がする。

そんなこんなで、目的地に到着。絶景のオーシャンビューが目の前に広がり、そこはまるでリゾート地のような解放感とゴージャス感さを感じられる大人の空間が展開され、私はこれからの食事を想像して、テンションが自分でも上がっているのを感じた。

そして、眺めの良い席を確保しコースをオーダーして海を眺めながら、ワクワクしながらお肉の出番を待った。今回は、自分へのご褒美に淡路ビーフをメインに頼んである。



淡路ビーフとは、淡路島で育った牛の中でも厳しい基準をクリアした年間200頭程しか認定されないブランド牛。今回のテーマである肉を喰らうにふさわしい相手である。

前菜を楽しんだ後、いよいよ淡路ビーフの出番だ。このお店はセルフローストスタイルで自分でお肉を焼くことが出来る。特注の溶岩石グリルで淡路ビーフのヒレ肉を焼いていくのだ。不安な方はもちろんシェフが焼いてくれるようなのでご安心を。


そして、私は最高のお肉を自分で焼いていく
。食欲をくすぐると音と匂いが堪らない。
焼きすぎないように慎重に且つ大胆に全集中でお肉と向き合った。こんなに集中したのは仕事以外では久しぶりだ。


見事な焼き上がり我ながら最高の仕上がりだ。勢いよく頬張る。口を動かす事を止められない。ジューシー且つ口の中に広がる肉の旨味がたまらない。肉厚だが柔らかく肉本来の程よい歯応えも相まって、口の中が幸せいっぱいである。期待以上のお肉のクオリティに舌鼓を打ちつつ完食。

食後にコーヒーを飲みながら余韻に浸る。
オーシャンビューが美しく日頃のストレスも何処かにいってしまったようだ。お肉を食べると幸せホルモンが出ると言うが、実際その通りだと思った。

帰路に着く道中、車のアクセルを踏む足が軽く感じたと同時に、気持ちも軽くなったような気がした。

そんな休日の午後。
次回はどんな場所へ行こうか?
次の休みも楽しみである。

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