見出し画像

壮年の教習所物語(普通自動二輪)〜適正試験、第一段階1,2限

適正試験

入校手続き後、指定された時間に技能教習を始める前にまずは適正試験を受けた。
この教習所では毎日決まった時間に適正検査を受講できる。

適正試験とは運転能力検査と性格検査を量検査である。詳しくは下記。

私の教習所では2階の大きな講習室で受けるのだが、適正試験は四輪、二輪を問わず受講する必要があるので、必然的に四輪教習の方と一緒に受けることになる。

この時期は繁忙期ではないにしろ、受講者は多く、そして年齢層も若い方ばかり(そりゃそうだ)…
車(四輪)の免許取得は十何年も前だが、特に意識することなくさっさと解いて終了…結果はこちら

うーん、当たっているような当たっていないような…

この日は技能教習はなく、これで終了。時間は40分くらいだったか


第一段階1〜2限、A,B教習(引き起こし、エンジンの掛け方、1,2速ギアチェンジ)

ついに技能教習が始まった。楽しみにしていた実際にバイクに乗ることができる教習である。ちなみに一緒に教習を受ける方は計6名。

このA,B教習(2限連続)は合同で受けることが通常らしい。
若い方ばかりでおっさん(いや、壮年)の自分はかなり浮くだろうなと思ったが、なんと全員おじさん、おば…お姉さんだった。
そのため、なんか安心感がある。


今回の教習内容は、

  1. MTバイクの構造

  2. バイクの引き起こし

  3. サイドスタンド、センタースタンドの掛け方

  4. ブレーキ、クラッチ操作(ギアチェンジの操作)

  5. 1速、2速での走行(アクセルなし)


という感じで本当に基本中の基本である。

バイクの構造は教習が始まる前に、YouTubeで死ぬほど見てきたが、実際に見るのは初めてなので、説明をよく聞いていた。

次のセンタースタンドをかけるのが鬼門だった…
何せ教習所のCB400SFは200kg以上ある、CB400SFだから、取り回しはもちろん、センタースタンドは全体重をかけないとしっかり掛からない…

この日は雨もパラついていたせいか、滑って転けそうになっている方もいた。
自分もライダーブーツを履いていたため、ソールが固いことが影響し、何度も転びかけながらやっとセンタースタンドをかけることができた…

ちなみに女性で一発で出来ている人はいなかった。
とはいえ、このA,B教習は出来なくても補講(延長教習)はないので、気が楽である(この後補講についてメンタル病むとは知らず…)


初めて運転する開放感

ついに自分でバイクを運転する教習が始まる。
教習が始まる前からバイクに乗りたくて仕方なかった私からしたら、アクセルを使わない運転であっても、自分で運転する興奮で動き出した瞬間

んんんんんんきもぢぢいいぃぃぃぃぃぃぃいいいいいいいいいいいいいいい!!!!

とにかく気持ちよかった。時速にしたら10km/ hくらいしか出てないにも関わらず、自分で運転しているのが爽快だった。

1速、2速のシフトアップ、ダウンを繰り返しながら教習コースの半分くらいを走る。途中ブレーキ操作も教わりながら、教習終了。


プロテクターを外しながら、一緒に教習を受けたみんなで初めての教習の感想を話してとても楽しく終わった。


そう…この時はまだ教習でバイクの楽しさを忘れるとは知らずに…



初めから読む方はこちらから


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?