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自分の中にある答えに、耳を傾ける

「自分の得意」は、自分がやってきたことを振り返ると、見えてくる。
「いやいや、そんな、たいしたことではないから」と、自分で受け取り拒否をしなければ、「私の得意は、これ」と言うことは、できると思う。

私も、「これが私の得意かな?」と思いながら、いろいろ仕事をしてきて、
振り返ると、どんな仕事でも、使ってきた自分のやり方があって、
「やっぱり、これが自分の得意なんだ」と、思った。
自分の得意を活かして仕事をして役立ってこれたことは、嬉しかった。

「でも、何だか、物足りない。私が本当にやりたいことって、何だろう?」

これまで、「やりたいこと」は、目の前にある選択肢から、よさそうなものを選んで、済ませてきた感じだった。
「私が、本当にやりたいことって、何だろう?」
この問いの答えは、自分に聞くしかない。

頭で考えて、「これかな?」と、それらしきものを導き出せても、
世間でもてはやされていることや、親たちの言葉の背後に感じる価値観が、自分のやりたいことになっているだけのような気がして、
「それって、本当にそう思っているのかな?」と自分に聞いても、
自分の心は、シーンとして反応しない、同意していない、感じだった。

自分の心に、自分の本当の気持ちを聴くことをしてこなかった私にとって、
まず、自分の心で素直に感じていることが、わかるようになるリハビリが、相当の年月、必要だった。

それでも、「何だか、物足りない」という気持ちは感じられていたので、
「その気持ちを、晴らすこと」、つまり「自分の気持ちを大切にすること」を、諦めずに続けてきて、ようやく、その糸口を見つけることができた!

自分の得意を活かして人の役にたてるのは、もちろん嬉しい。
でも更に、「自分が本当にやりたいこと」にむかって、自分の得意を活かせたら、もっと嬉しい!

「自分が本当にやりたいこと」を、今の時点で明確に描けなかったとしても、「あっちの方向!」と思ったら、
その方向に進みながら、少しずつ明確に描けるようになればいい。

「自分が本当にやりたいこと」という、自分の中の太い幹が、ゆるぎないものになっていったら、いろんなことが、楽しくなりそう!

そんなことを思いながら、諦めずに、目指したい未来の像を、少しずつ明確にしていくことを、続けていこうと思う。


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