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自分の才能を活かす場を選ぶ

自分の才能を活かそう、と言われるし、そうしたいと思うけれど、
よくわからないことがあった。

自分の才能を使う=楽しい、という図式が、私の頭の中にあるのに、
そうでない場合があるのは何故? と思っていた。

私は、整理・分析して組み立てることが得意で好きなので、
ぐちゃぐちゃな場面や混乱している場面を見ると、気になってしまい、
いつでもどこでも、この才能を使いたくなってしまう。
それは、衝動と似ている感覚かもしれない。

思わず没頭して、この才能を使って役立った後に、
感謝されるような関係性だったら嬉しいけれど、
「お前のことが気に食わない」とか、全く無関心の人たちの中にいると、
心は悲しくなる。

悲しくなるなら、止めればいいのに、と思いながら、やっているのは、
”経験の範囲で、できるとわかっていることだから” なのではないか、
と思った。
できるとわかっているから、手をつけやすい。

一方で、「こんな未来を作りたい」と思うことに、自分の才能を活かそうとするのは、未知のことで、できるかどうかわからなくて、大変そうに思えるから、なかなか手がつかないのではないか。

自分の才能を、衝動のように、手っ取り早くできることだけに使っていると、物足りない感じがするなら、
できるかどうか、自信がないけれど、背伸びしてやってみよう、と思えることに、思い切って向かった方が、楽ではないかもしれないけれど、満足度が高そう。

どちらを選んでも、いいと思う。
自分が選びたい方を、選べばいい。
「本当は、あっちを選びたいけれど、怖くて選べない」というのが、
良くないのだと思った。

それなら、どちらにしようか、は、決まっているから、その道を選ぼう、
と、思い直した。

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