魔法のキッチン✷魔法を信じる
さて、今回ご紹介させて頂くのは、『魔法のキッチン』の管理人、小説作家志望でありますYworldのアクセサリー作家YUKIYO、自身の話をさせて頂きます。
今回はタイトルにあるように、魔法を信じるという「魔法」のお話です。
過去に、なんだか宙ぶらりんな、ただ過ぎて行く日々に満足できない自分に、苦しくて悩んでいた時期がありました。それは、誰のせいでもない自分自身の問題で「自分を生きていない」そう思ったからでした。
そんな中私は、自分の内面をトリップしていました。
人間関係を閉ざし部屋に籠もった数週間もあれば、誰も私のことなんか知らない土地に行き、ひたすらノートに書き綴ったり。
今思えば、あの頃は生ぬるい生活をしてました。そう、オランダへ移住し、日本よりは厳しい世界ではありましたが、それでも生ぬるい世界。矛盾の世界、偽りの自分は、そこでも続いていました。それが辛く生きてる意味がわからなくなる時もありました。
大げさに思われるかもしれませんが、自分がここに在るということがどんなに大切なことなのか、
自分不在の日々がどれだけ満たされないのかを知りました。
そんなある日、私のバッグが神隠しにあいました。見つかったのは私の師匠となったローズの車の下でした。それから私の世界は一転したのです。
私達は、どこかのタイミングで自分が在るべき位置に帰るべきなんです。まるでパズルの1ピースのように、自分しか収まれない場所、役割があるみたいです。
私の役割はなんだろう?
私にしかできない事はなんだろう?
私はある日から、心の声を優先して生きることにしました。誰のためではなく自分のために。
わがままだと思われても、組織を乱すことになっても、敵が増えたとしても、結果何かをもたらすきっかけには必ずなるからです。
自分の為でもあり、誰かの意識の刺激の為になればそれは前進。
そこで争いが起きるなら、私の存在価値はそこにはないと言うことです。
私の考え方、価値観は、徐々に変化していきましたが、なぜ根本的な部分からこんなに違いがあったのかが不思議です。
自然の流れに逆らった感情をコントロールしなければならなかった幼少時代から蓄積された私達の価値観、それに囚われず、自分の声を聞く事が今後の私達の感情を癒やし、自分を生きることに繋がるのだと思います。
私達は、自然の流れに逆らった生き方を学び、そしてそれに逆らったはみ出し者を生きにくい世界へ導いていました。争いは満たされない感情や不安が引き起こし悲劇を生んでしまう。
だからこそ、自分が先でいいのです。
体調が優れなければ、まず自分の体調を良くする事に専念する。
体は自分の会社であり、自分の家。
器なんですね、心の。
だからこそ、それに気づいている人は、自分の心地よさを大切にするし、心地よい環境を作っているんだと思います。
私が魔法のキッチンを通じて喜びを感じられるのは、ここに集まる方たちが、それぞれに輝いているからです。それぞれが自分を生きている、だからキラキラしていて、ワクワクしています。
私は、そんな皆さんの生き方を紹介しながら、可能性は無限大であり、人生はドラマであり、どの瞬間も輝けるチャンスを手にすることができるという魔法をかけたいのです。
魔法は信じる事なんです。信じられないと始まらない。
そう、だから自分を信じてあげることが一番の魔法です。