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シャン・チーを見た。
9月の上旬の話になるけれどシャン・チーを見た。
シャン・チーはMARVELの劇場映画である。
私は遅ればせながら今年の8月にマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU/マーベルが作る一連のアメコミ原作作品のこと)の作品を見終えた。アベンジャーズエンド・ゲームを見た興奮冷めやらぬままにシャン・チーの予告をみて、仕事が忙しいさなかであったが予約をして劇場に足を運んだ。
シャン・チーが劇場で見る初めてのMCU作品だったので、大いに期待した。
正直直前に見たアベンジャーズインフィニティウォーからのエンド・ゲームの2部作、そしてエンド・ゲームの後日譚でもあったスパイダーマンファーフロムホーム。この流れが完璧だった。
個別の作品で活躍するヒーロー&ヒロインが混じり合ってかつてない規模で動くんだから。話もアクションも。ファーフロムホームはアベンジャーズの中でも若いピーター・パーカーが意思を受け継ぐ物語で、後日譚としても単体作品としても味わいぶかかった。
シャン・チーに話を戻すと期待しすぎてハードルが高くなりすぎたんだろう。シャン・チー自体はちょっと期待はずれだった。
アクションはめちゃ良かった。ドラゴンボールかよってレベル。というか制作陣もDBを意識してる。間違いない。
それに対してストーリーがかなり大味。見終わった後に「こんなもんなのか?」と思ったけど、MCUの初期作品って結構こんな感じだったなと思い至った。
今はマーベルにとって溜めなんだろう。
アベンジャーズエンド・ゲームは最高だった。
でもそれは単にキャラクターが勢揃いしただけじゃなくて、20作品に及ぶ単体作品(アイアンマンとか、キャプテン・アメリカみたいな)の積み重ねがあり10年に及んで積み重ねられたストーリーがあってこそだったと思う。
なのでシャン・チーはエンド・ゲームから区切る役割が与えられたのと、第二のエンド・ゲームに向けた溜めの作品だろうと思った。
余談だけど、
アベンジャーズみたいな普段の枠組みを超えて「一堂に会する」コンテンツってやっぱいいよね。スマブラもそうだし。野球のオールスターもそう。
普段積み重ねられたコンテンツが相互作用して爆発的に面白くなる。
そういうの作りてー。
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