ウサギは食べ物?!

なんてことのない娘との会話です。

何気ないからこそ忘れたくないなと思い、書いてみることにしました。



もうすぐ6歳の娘と33歳の私の今朝の会話。

娘は朝食にお餅(蒸して醤油に付け、海苔で巻くスタイル。最近のお気に入り。)を食べていて、私は出勤のため10分後に家を出られるかの瀬戸際。

家の中を走り回り、身支度と朝の家事を進めながら話していました。

娘「ママ、お支度頑張ってるね〜」

私「ありがとう。あと10分で出発なんだ!急がなきゃ。そうだ、今日は土用の丑の日だよ。」

娘「うしの日?なんで?」

私「動物の牛さんじゃなくて、干支の丑らしいよ。名前に"う"がつく食べ物を食べると元気いっぱいになれるって昔から言われてるみたい。」

娘「そうなんだ〜(丑の日の意味が分からず、全然興味ない様子。)」

私「じゃあ"う"のつくもの言っていくね。どれ食べたいか教えて。」

娘「おっけー」

私「うどん。うしのお肉。うなぎ。梅干し。うずらの卵。ウサギ。」

娘「こらー!ウサギは食べ物じゃないでしょうがー!」

私「ママもまだ食べた事はないけど、意外と美味しいかもよ。耳とかコリコリしてそうだし。」

娘「えー。でも可愛そう。」

私「ウサギを食べるのは可愛そう?」

娘「うん。」

私「じゃあ、うなぎはどう?食べても可愛そうじゃない?」

娘「お魚苦手だけど甘いご飯美味しかったから、うなぎは食べても可愛そうじゃない。ありがとうって思って食べたらいいんだよ。」


ここでタイムアップ。

せっかく哲学対話のチャンスが見つかったのに、ゆっくり話を続けることができず残念。

それでも、

私達は命を食べている

食べる命と食べない命がある

感謝していただく


など、娘のなかにある「命」や「食」についての考えを少し知ることが出来て面白かった。


ひとまず今夜はうどんにします。


今日もごきげんな1日を♡

サポートをいただけたら、とても嬉しいです。 哲学対話の面白さを多くの方に体感してもらえるように、これからも私らしく活動を続けていきます。いつか哲学対話の場でご一緒できたらすごく嬉しいです。 よい一日を。