ホメホメ 模擬授業対策
こんにちは。YUZZY(ゆじー)です。
今回は、教員採用試験の模擬授業で私が実践していたテクニックについて紹介します。
私は、今年度、現役の教諭として福島県教員採用試験を受験し、いろいろな方々のお陰で合格する事ができました。
その時の私の実践について情報を開示します。
以前、模擬授業の先制攻撃ということで、模擬授業での始め方、唇の切り方についてお話しました。
今回は、その続きの様なものです。
それは
ホメホメ
褒め褒め
です!
子どもの様子を認め、褒める事です。
「いやいや簡単すぎるじゃん!」
「当たり前すぎ!」
といろいろと声が聞こえそうですが、実は、本物の子供たちが目の前にいない模擬授業では、中々難しいのです。
では、このホメホメのメリットです。
子どもをイメージしている事をアピールできる。
子どもを評価して認める事をアピールできる。
自分の中に余裕をもつ事ができる。
自分の授業にリズムができる。
つまり、子どもを褒める態度を見せるだけで、面接官にプラスなアピールができ、自分の調子を整える事もできるのです!
<実際に私が行った流れ>
「はいっ、ではっ」(先制攻撃!明るく活気のある声で会場の空気を変えます!)
「〇〇のお話をします。先生の方を見ましょう」
(右側の方を見て・・・)「おっ!Aさん、しっかりと先生の方を見ていますねぇ〜。いいですねぇ〜。」
(左側の方を見て・・・)「あっ!Bさん、姿勢がとっても良い!きちんと準備ができていますねぇ〜。」
(全体を見て・・・)「あれっ!?」「いつの間にかみ〜んなが良い姿勢で先生を見ている!素晴らしい!!」
これだけでOK!
この流れは、現場でも使えます。子供たちはみんな、褒められたいと思っています。この気持ちを利用します。
右の方褒めてー、左の方褒めてーとするといつの間にか全員の注目を集める事ができます。
つまり
このホメホメでは、自分の教育技術をアピールする事もできるのです。
福島県の教員採用試験の模擬授業では、子役やいません。面接官も無反応です。
ここで
「誰かの反応がなければ授業なんてできないよぉ〜」
とマイナスに考えるのではく、私はプラスに考えました!
「自分のやりたいようにできる!」
誰かの反応がないということは、自分の進めたいように授業ができるということです。
実際の授業では、子どもたちに反応や発言、様子などで、計画通りに授業が進まないことの方が多いように思います。ですが、このタイプの模擬授業は違います。自分の進めたいように進め、子どもの反応も自分の都合の良いように盛り込んで作り出す事ができます。
分かりやすく言うと
<実際の授業>
「先生の方を見ましょう」
→なかなか注目してくれない。おしゃべりをしている・・・
<模擬授業>
「先生の方を見ましょう」
「おっ!良く見ていてえらい!」
→子どもの様子を自分の都合良く作り出す事ができます。
さらに、このホメホメは、どんなタイプの授業でも使う事ができます!
福島県の模擬授業は、当日にお題が出されますが、それでも大丈夫です。
福島県以外でも使えます。
今回紹介したのは、ほんの一例です。私が現場で使っているものは、他にもたくさんあります。
私もこのホメホメを試験でも実践し、自分の思い通りに授業を進め、緊張はありましたが、心に余裕をもつことができ、試験なのに楽しい!とすら思えました。
教員採用試験を受験されるみなさんに自信を持ってオススメできるテクニックです。
もちろん、人それぞれ言いやすさ、クセ、好きなフレーズなどがあるでしょうから
それぞれチューニングして使ってもらえれば嬉しいです!!
今回も最後までご覧いただき、ありがとうございました。
YUZZY(ゆじー)
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