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✨待っててね…✨

何者かになるつもりは全くない…
わたしは“わたし”だし
これからもわたしのまま人生を歩んでいく。


そして…
わたしはずっとずっと待っていた。

不思議と待つことには慣れていたし
待つことがわたしの生き様そのものだと思う。


そして
今日もいつものように待つ…。


〜春がだんだんと近づいてきた
そんなある日のお話…〜


わたしは、いつものように待っていた。
そして、小さな女の子がわたしに会いに来た。


その女の子はとってもかわいくて
太陽のように眩しい光を放つ女の子だった。

そして、待つことしかできないわたしにとって
純粋そのものだと感じるその子と
話せることが密かな楽しみだったりもした。


そんなある日…
その子に聞いてみた。
「なんでわたしに会いに来るの?」と。


当たり前のように明るい笑顔で
その女の子は答えてくれた。
「あなたとお話がしたいから…」


そして、わたしはさらに質問した。
「他にも有名ですごい人達はたくさんいるよね?
だけどなんでわたしなの?」と。


その女の子はあどけない笑顔でこうやって答えた。
「だって、あなたは“あなた”でしょ…
わたしはあなただから会いたいし会いにきているの…」


いままでほんとうに色々な人に出逢ってきた。
だけど…
“あなた”だから会いにきた…
そんな風に言ってくれた人は今までいなかった。


だから…
そんな人間もいるんだな…そんな風に思ったら
なんだか嬉しくなって

「ザァァ…」
こんな風におもいっきり風を吹かせて
その女の子にこうやって言ったんだ。


耳元で優しくそっとささやくように…

「待っててね…」
そう呟いたんだ…。


〜2013年の春がだんだんと近づいてきた
ある日の夢のなか〜


5〜6歳ぐらいの女の子が突然目の前に現れた。
そして、無邪気なかわいらしい笑顔で
わたしにこうやって言った。


「待っててね…」
耳元で優しくそっとささやくように…。


そして
パッと目を覚ますわたし。


まさかなあ…そう感じながらも
後日、検査薬で調べてみたら陽性反応。



そして…
9つ差という子育てに
新たに挑戦することとなりました。


〜後書き〜

わたしは、二人目がなかなか授からず
それも運命だなと受け入れていた頃だったんですね。


ですが、その女の子が夢で現れたことで、
いつものように根拠のない自信が
発令されてしまいました😅


そして、ある人からこう言われたんですよね。
「なみちゃんは草のような人だね」と。


「辛いときもじっと春を待つような…
そんな人だね」と。


そして、通り過ぎる人達に
「やぁ!こんにちは!」
そんな風に声をかけていくような人だねと。


そう言われたとき…
わたしはほんとうに草かもしれないな…
そんな風に妙に納得するわたしがそこにいました。


そして…
ずっとずっと待ち続けました…。


“いつか出逢えるはず…”
そんな風に感じながら
ずっとずっと待ち続けました。


小さい頃から
わたしの居場所はここじゃないかも…
そんな風に感じながらずっと生きてきました。
そして、ずっと孤独を感じてきました。


そして
一括りにされるのも嫌だったんですよね。
みんな1人1人それぞれ違うのに
なんで一括りにしてしまうのか…
それがずっと理解できなかったんですよね。


だからこそ
わたしは、出逢える人に対して
1人1人ときちんと向き合って生きてきました。


“あなた”がこの世界で
たった1人の大切な存在であるように…

わたしもたった1人の
大切な存在だと思うから…。


そして、これからも待ち続けます。
“あなた”と出逢う為に…。


そして
いつものようにあの言葉を言わせてください😊


はい、🤗
決して怪しい者ではないですからね😎

⁡⁡
そして
これからも書いていきます✏️

最後まで読んでくれてありがとう。
Yuzu.yuzu.. “なみ”

2022.04.28  Instagramより

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