見出し画像

✨怪しい人とわたし 前半✨

-現代-

「お母さんさ… なんか騙されやすそうだね…」

はい、これ突然長女に言われました。

「はい??」
「ちょっと待ったぁーーーー!!」
「意義あり!!!」

いや…それだけは…

あなたにだけは
言われたくなかったです。

⁡今まで、出逢う人出逢う人にこの言葉を
たくさん言われてきました。

⁡騙されやすそう…
考えが幼すぎる…
純粋なのはいいけど、人にいいように使われてそう…
誘導されてない?などなど…

⁡だけど、
ついに娘にまで…😱😱😱

⁡てことで今回は
このお話を書くことに決めました。

〜20年前〜

⁡結婚話が決まりそうな頃…
職場の後輩から声をかけられました。

「○○○さん、来週空いていますか?」
「良かったらご飯を食べにいきませんか?」

かわいいかわいい後輩でした😊
わたしが直接指導をしていたのですが
とっても素直で背がとっても小さくて
色白で、ほんとうに可愛い子でした。

「いいよー😊」
「他にもさそう?」
わたしはそう答えました。

「いや…2人だけで…」
彼女はそうやって言いました。

〜当日になり仕事が終わった後〜

⁡わたしが車を出すねと言われたので
助手席に座り窓から外を眺めています。

「どこに食べに行くの?」
わたしは聞きました。

⁡お腹空いたなあ…
早く食べたいなあ…
どこに連れてってくれるのかなあ…
ずっとワクワクしています。

「うん、もう少しで着くよ」
後輩はそう言いました。

もう少しって言いながらも
結構車を走らせているけどな…
わたしはこころの中でそう呟きました。

「はい、着いたよ」
「行こう!」

「え???」
「ここ??」
「こんな場所でご飯を食べるの???」

わたしは、彼女の後ろをついて歩きました。
そして、ふと自分の服が気になりだしました。

⁡あぁ…😣
ただの気楽なご飯だと思っていたから
こんな服でいいやって思ったのに…。

他の人に会うなら、もっときちんとした
服にしたのにな…と。

⁡あぁ…
もう少しお洒落をしたらよかったな…。

そうこころの中でつぶやきながら
わたしは、後輩と一緒にエレベーターに乗りました。

-おわり-

後半に続く…

⁡これは、大切な“あなた”に贈る…
わたしの物語のほんの1ページのお話… 📖✏️

⁡2022.06.04.  Instagramより


もし、サポートしていただけるならば、そのサポート代は、新しいビーズ刺繍の材料を購入する為に使わせていただきたいと思っております。そして、なによりも、読んでくださったことがとっても嬉しかったです。ほんとうにありがとうございました。ᵕ̈*