接客と販売の違い:現状とべき論ーー2023年4月2日の日記
・エイプリルフールは終わったがマコちゃんはこれからも生き続けるし私は私で好きに文章を書くぜっ。
・二度寝して11時に起床。友人とのお出かけの約束があり久々にきちんとメイクをした。
・普段はギリギリに出発の準備をするせいでメイクはしないか出先で目元だけピャッとしてしまうかの二択だ。正直マスク社会に助けられている。
・今後社会人になるにあたってメイク時間も含めた準備時間を自分で把握する必要があるな、とは思っている。
・今日はパーティ用のドレスを選ぶべく都会に出たが完全に舐めていたせいで予算不足により断念。暖かくなる今後に向けて半袖の洋服を購入するにとどまった。
・時間が余ったのでカフェに向かった。私の普段働く洋菓子店の系列カフェである。
・日曜なこともあって少し待ったが想像より早く入店できた。せっかくだから、と思い焼き菓子の盛り合わせを注文。友人はタルトを頼んでいた。
・美味しかったが、やはり甘いものと甘くないものの差があるなとは思った。
・ショーケース内から見るだけでは味がわからないため「これって甘いですか?」「どんな味がありますか?」など尋ねて来られる顧客は多い。
・が、そこにいるのは大概バイトなので食べたことないな〜と思いながら教えられた知識に沿って回答している。罪悪感はある。
・今回その一部を食べられたのは販売員としてとても有意義な経験だったと思う。販促トークに説得力が出るはず。多分。
・ところで、印象的だったのが店員の対応の差である。同じ系列の店舗でも、喫茶店の接客と洋菓子の販売では顧客との対話にも差が生まれるようだ。
・具体的には、落ち着いた雰囲気、最低限の対話。親しげな雰囲気、店員側からの積極的な声掛け(を要求されている)の販売員とは対極にあるかもしれない。
・相違の理由としてはやはりその場に赴くのが「偶然」であるかどうかが大きいのだろう。喫茶店の接客はその店に一歩入店した時点でその顧客が飲食(もしくは商品)を要求しているのが明らかであるため店内の店員からの呼び込みが必要ない。
・一方販売は店舗エリアの前を通る人間の八割は偶然にそこにいる。その人々を顧客とするには店員側からの働きかけが必要である。それがディスプレイや声掛けであるのだろう。
・こうして書くと菓子販売とアパレル販売が共通しているようにも思われる。後者はより顧客との距離が近いため「接客」感が強いが、やってることは変わらないし、店員が顧客に声をかける理由も変わらない。
・難しいのは、顧客の一部はこの声掛けをすこぶる嫌っていることである。私もそのひとり。ただこちらから働きかけることが売上に繋がる可能性がある以上声かけの義務は消えることは無いだろう。個人的には悲しい。
・そういう意味で販売員というのは嫌われ者であるべきで、接客店員は干渉しない人であるべきなのかもしれないよね。
・難しいことを書いてたら寝てて朝になっちゃった。ビジネスを考えると頭が痛くなるね。
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