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「人」

J2は過酷な夏場の5連戦をひとまず終えて、最後の試合後のロッカールームでの出来事です。

1-0での勝利と自らの珍しいアシストで気持ちよく試合を終え、翌日の久々のオフを前に意気揚々と着替えを済ませていたら、アルビでの150試合出場を飾った達さんが「明日も朝練習するよ!」って若手を誘ってる姿を見て、満足してる訳ではないけど、それに似た感情を抱いてる自分を心から恥じました。

アルビに来た時から、アルビの選手はTRの前後も時間を見つけて真面目に自主TRや筋トレをする選手が多いなって不思議に思ってたけど、こういうクラブの文化はやっぱり「人」が作ってるんだって改めて思いました。

メンバーを外れても、メンバー全員に「頼むぞ、頑張って!」って声を掛けてくれる達さんを見て、この人の分も全力で闘わなきゃ。て思わない選手はいません。


元日本代表で誰もが一目置くような実績を持った選手が誰よりも自分にベクトルを向けてハードワークしてたら、それを見た若手はどうしたら自分が成功出来るのか考えるし、不貞腐れる時間が無駄だと気付く。

その振る舞いがクラブの力になって、文化になっていくんだなって。



僕が岡山にいた時、加地さんが練習の3時間以上前からクラブハウスに来て入念に身体のケアと筋トレをしているのを見て、それを見た若手や中堅の選手がそれをどんどん真似して、いつの間にかトレーニングの1時間半前にはジムが人で埋まるようになっていました。朝6時前から加地さんのケアに付き合うトレーナーは本当に大変そうでしたが、、。笑

 

僕が長崎に加入した時も厳しいフィジカルトレーニングを1番先頭で走る前ちゃん(V・ファーレン長崎普及インストラクター)や杉さん(栃木SC)を見て、このベテラン達なんなんだ。って思いながらも、この人達がやるなら付いて行かなきゃ。彼らが試合に出れない時の振る舞いを見て、この人達のためにも頑張ろう。って本気で思えてました。


ちょっと自分でも何が言いたいか分からなくなってきましたが、とにかく僕はどこのクラブでも本当に「人」に恵まれて、その姿勢や振る舞いを見て影響を受けたり、鼓舞されたり。


そんな素晴らしい「人」に感銘を受けた人が集まって文化が出来て、それが確固たるものになると哲学みたいになって、それが真の強さに繋がるのかなって、昨日の内田選手の引退スピーチを見ても、鹿島の強さは確実に「人」が紡いでいるなって思いました。


こんな時代だけど、サッカーの価値はこういう所に確実にあるし、デジタルでは生み出せない、人が愚直にやり続ける姿勢やひたむきに闘う姿は必ず人の心を動かして、組織を動かして文化を創る事が出来るんだと改めて感じました。


CL決勝も見て「サッカー最高だな」って思って昂って久々に書きましたが、最後に。

僕が心から尊敬する素晴らしい「人」達に共通するのは、どんなに凄い経歴や実績を持っていても絶対に偉ぶったり、人に押し付けたりしないし、逆境に立たされても常にベクトルが自分に向いていること。


まだまだですが、僕もそんな選手、そんな大人になれるように頑張りたいです。






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平凡な能力のサッカー選手です。

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コメント (1)
読ませてもらいました
今度旅人の村での非日常的な生活を、記事に書くので良かったら読んでください
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