日々雑感

言葉の奥に隠された本当の目的

「死にたい」
そのセリフの裏には何が隠れているのだろう。
本当に死にたいと考えてこのセリフを言う人は、ごくわずかなんじゃないかと考える出来事があった。

「死にたい」そう伝えることで伝えた相手の反応を欲しがっているのではないか。そう考えたことをきっかけに少し、言葉の奥に隠された本当に伝えたいことというのを考えてみることができた。


人に要望を伝えるとき、本当に伝えたいことをストレートに伝えている人は意外と少ないのかもしれない。多くの場合、ワンクッション置いた別の表現で伝えているような気がする。

マーケティングで有名なドリルと穴の話。お客さんが欲しいのは穴。しかし店員に何を聞くかというと「ドリルはどこにありますか?」

欲しい結果とその結果を得るための方法。人は方法まで自分で考えた結果それを得るための方法を相手に伝えるクセがあるのかもしれない。その時、得たい結果を共有することはしないのだと思う。


伝える時は、欲しい結果まで共有してみる。
話を聞いたときは、その言葉の裏にある本当の目的まで意識してみる。
それだけで、コミュニケーションの質は格段に上がるのではないか。

そんなことを考えてみました。


ふとRADWIMPSの『愛し』の歌詞を思い出しました。

言葉は いつもその人を映したがってた
神様は なぜこんなに近くに言葉を作ったの?

心は いつも言葉に隠れ黙ってた
神様は なぜこんなに深くに心を作ったの?

人は本当に伝えたいことは隠してしまう生き物なのかもしれません。



今日も読んでくれてありがとうございます。
隠された本心に気づけなかったとしても、隠された本心を気にかけることができる人になりたいな。と思います。


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