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研修を動画でやってみた

私は介護施設(ショートステイ)で
働いている介護職員です。
今日は介護職員のレベルを
「1」アップするお話をします。

介護施設の研修で
「YouTube見ながら」研修してみました。
参考動画を事前に添付し予習OKにして
当日zoomの画面共有で
動画を流し、停止してながら
「これってうちでもあるよね?」
「こういう時どーする?」みたいな感じで…
結果は「わかりやすかった」
「良かったです〜」と好評価多め◎

今日はそのやり方を紹介。

どんな研修をやったのか
研修テーマ「ミスをしない」

当日の流れ
1.動画を見てもらう
2.適時、停止し話しを振る
3.「ミスをしない」を考える
4.アンケートを書く

研修をやる前にやること
→動画を事前共有しやる前に見てもらう

研修やった後にやること
1)直前アンケート、
2)1ヶ月後もう一回アンケート

なぜこの方法にするのか?

1.動画をみてもらう

→なぜ動画をみてもらうのか?
「一方的に話すより見たものに対してどうだったか、
自分がどうだったかを考えるようにすると頭に入りやすいから」

例:踊りの練習
話しを聞くより実際に見たり自分で踊った方が覚えるのが早い

研修は一方的なものになりやすいが
双方向(講師と参加者)から意見が出る。
参加者、自ら意見を話すと印象に残りやすい。

研修=パワーポイントではない。
資料を作っても参加者が覚えて定着しないと意味がない。
今回は「ミスをしない方法」について研修です。
「ミスしたことありますか?」
「どんな時にミスしたことありますか?」と
動画を見つつ話をすることで参加者から
「あります」「こんな時ミスしました」と
会話になりそれが刺激になって記録に残る。
覚えて定着してもらう方法は何か?それをまずは考えよう。

2.停止し解説を入れる

→なぜ解説を入れるのか
見るだけだと「へぇ〜すごいことやってるんだな」
「私もできるといいな」と他人事で終わってしまう可能性がある。
映画、ドラマ、テレビとか講演がそれに近い。
「良いもの見たな〜」「すごかった」などそこを
「自分たちだったらどうするか?」「こういうことはないか?」と
投げかける事で「あ、私の仕事に関係ある」
「なるほどね〜今度やってみよう」と自分語事になり行動が変わる。

研修は一方的にものになりやすいがそれだと
「勉強になったな」「良い話聞いたな」で終わってしまう。
時間内にいかに自分のことだと思う機会を作り、
「よし、やってみよう」を引き出し動かせるかが勝負。

一方的な説明って退屈じゃないですか?
私はすぐ退屈だ〜と思っていまう人間で、
自分の興味がないことってつまらなくない。
そこをどう興味を持ってもらい、
「なるほど」「やってみっか」にできるかが研修の見せ所。


研修をやる前にやること

動画を事前共有しやる前に見てもらう
→なぜ研修前に事前共有をするのか?
みんなの理解を上げておく。
理解がない状態で話を聞いても頭に入ってこない
例:会議
→当日に言われるより事前に聞かされていた方が当日話しやすくなる。

みんなの理解があると説明する時間が少なくなり研修時間が短くなる。
人間、長いより短い方が集中できますし。
研修(会議もそうだけど)=1時間。短いとダメという風習があるけど
しっかりと理解があれば短くてもいい。
むしろ時間を超過するより早く終わった方が良い(職員・利用者的に)

持ち時間30分で20分で終わり質問10分とれるのと
話しすぎて10分オーバーするの
どっちが評価されると言ったら前者ですよね。

研修やった後にやること

1)直前アンケート、
2)1ヶ月後もう一回アンケート
※アンケートを取る理由
1)忘れないように
2)できたかどうかを確認するために

→なぜ研修後にやるのか?
研修中は「良いこと聞いた」と思っていても
研修が終わってから忘れる可能性があります。
ここで自分の胸に手を当ててみましょう。
研修で聞いた話、次の日覚えていますか?
思っていてもそれ実行したことありますか?

→覚えてないです。実行に移したこと・・・苦笑

記憶はそのうち忘れます。
覚えた情報を定着させる方法は
「記録する」=書くことだと言われています。
なので研修が終わった直後(理解が1番あるうち)にアンケートをとる。
定着しているかどうかアンケートをとる。
そうすることで忘れることを防止し定着へと結びつけることができる。

研修を意味のあるものにしたい。
その場で終わる良い話より、
ちょっとしつこくて「わかった。わかった」と
いいつつもやって定着するものにしたい。

動画での研修、オススメです。

最後まで読んで頂きありがとうございました。
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