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サンサン学園にようこそ!~占い科~

サンサン学園

ここは、サンサン学園。サンサン学園の生徒は、学年がバラバラだ。なぜなら、能力を持った者だけを集めた学園だからだ。でも、入学した順に1年生、2年生とやっているから、学べる難しさが違う。能力にも、種類がある。
その中でも、珍しいのは占い系だ。この学園に、占い系は4人だが、近いうちに入学式があるから、増えるだろう。学園の人数は今のところ、691人。昔は1000人いたのだが、能力を持つものが減ってしまった。理事長は今、2500歳だ。理事長の能力は長生き。だが、能力を使い間違えると、赤ちゃんになってしまう。校長は時を止める能力を持つ。先生はいっぱいいるので、説明しきれない。

入学式

入学式の日、占い系は7人も増えた。学園の人数は892人。今年は291人の子が入学してきた。前からいた人を含めての占い系の人の名前は、
1年生 7人・・・梨々香、悠成、瑠々、加奈、美奈、玖瑠美、影だ。
ちなみに、加奈と美奈は双子だ。梨々香と悠成は「占い所の三代目、華鈴」に登場した。
2年生 1人・・・華鈴
華鈴は「占い所の三代目、華鈴」の主人公であり、一番能力を使いこなしている。
3年生 3人・・・流、輪廻、夢生華だ。
1年生以外は占い同窓会に入っている。1年生が1人でも入れば部活になるから、本人たちは部活と呼び始めている。

占い同好会

占い同好会に、梨々香、悠成、瑠々、加奈、美奈、玖瑠美、影は呼ばれた。そして、占い同好会に入ることになった。
「この同窓会は、好きな占い道具を持ってきて仲間の運勢などを占う同窓会だ。それと、時々客が来る。客というのは、占ってほしいという人のことだ。」
流がぶっきらぼうに説明をする。輪廻が、
「そんな硬くならなくてもいいんじゃないの?」
というが、
「これがいつものおれだ。」
と言い放つだけ。輪廻が怒ろうとすると、夢生華が、
「まあまあかな。」
と謎の言葉を言った。
「ま、まあまあ?」
驚いた悠成は声を出した後、顔を真っ赤にしてうつむいた。
「すみません。急にこんなこと言いだして。」
と小声でそう言った。梨々香は、
「まあまあは、占いの結果です。そんなことも知らずにいたら真希さんと成留さんの期待を裏切ることになります。」
と小さい声でいう。
「夢生華!まあまあとはどういうことなの?」
輪廻が少し怒ったようにいった。
「2人の仲の良さ。」
輪廻と流の顔が赤くなった。どうやら、夢生華のまあまあは、とても仲の良いという意味のようだ。
「か、からかうんじゃないぞ。なんでおれが輪廻なんかのことを・・・・・・。」
流が抗議する。
「そ、そうよ!私は流のことなんて、好きじゃないんだから。」
輪廻も怒る。
「2人とも素直じゃないなあ。」
「そんなんじゃないってばー。」
狭い部屋に輪廻と流の声が響き渡った。

自己紹介

「改めまして、同好会・・・・・・あ、部活か。部活の副部長、輪廻です!輪廻と呼んでもらっても構わないし、先輩をつけても構わないです。堅苦しいのは嫌いだから、敬語は抜いといてほしいな。」
輪廻から自己紹介をした。
「おれは、部活の部長、流だ。・・・・・・流部長と呼んでくれ。」
・・・・・・の間に輪廻に少ないといわれたから、呼び方だけいい足した。
「あたしは夢生華。ムウムウって呼ばれてる。この2人の保護者みたいなもん。」
「誰がそんなこと言った?」
「認めるしかなかそう。」
2人の意見は違うかった。
「私だけ2年生で、華鈴。この中では1番占いができるよ。呼び方は好きに決めてね。」
3年生より占いができる、2年生。
「おれは、悠成。占い所で働いているが、占いは全くできない。」
きっぱりという悠成は恥ずかしそうじゃなかった。
「わたし、梨々香と言います。えっと・・・・・・占い所の助手です。占いはそこそこできます。」
礼儀正しく梨々香は言った。
「あたしは瑠々!ママが有名な移動占い師ってだけのただの平凡占い師。」
瑠々は元気だった。
「私は、加奈。」 「美奈。」
「双子です。」 「占いは二人そろえば、結構できる。」
「1人だとそこのゆう、せい?っていう人よりもできないかもしれない。」
占いは1人じゃできないらしい。
「ぼくはぁ玖瑠美と言ってぇ、くるるんとぉ呼ばれているんだぁ。よろしくねぇ。」
つなげていっている。
「おれ、影。」
影は、小さな声で言ったから、
「もう一回言って。」
と瑠々が言った。
「影だっつってんだろ!」
ちょっと怒り声でいった。だが、瑠々はそんなこと気にせずに、
「元気になったね。答えてくれてありがとう。」
影は、驚いた様子でそっぽを向いた。
「とりあえず、占い部に入ってくれるよね。」
輪廻が言った。流は、
「とりあえずで部活に入れるな。まっまあ、入ってくれると嬉しいがな。強制じゃないぞ。(強制にしてもいいんだけどな)」
入ってくれるのは、影以外だった。
「え?入ってくれるよね!」
すごい圧で輪廻が言った。影は怯えてうなずいた。
「部員確保!部活を始められるね!」

校長先生と理事長

理事長に、輪廻が
「部活として、認めてくれますよね!」
といった。
「そうだなぁ、部員も確保できたし。いいかもなあ。」
理事長がそういうと、輪廻はガッツポーズをして今貰った部室に帰っていった。

「だめじゃないんですか?」
「ちょっとくらいいいと思っての。何?わしの意見に反対するのか?」
「ヒェッ。ち、違います。」
「なら、もう帰れ。」
理事長と校長が話した結果、部活として認められることになった。



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