未来話～お祭り編～

未来の事です。
ある女の子（美優（みゆ））は、友達（美緒（みお））とお揃いで買った浴衣を見つけることができませんでした。
なぜいきなり、浴衣を探し出したかと言うと、来週のお祭りに美緒と一緒に行くことになったからです。
美優は美緒と買ったお揃いの浴衣が無いので、行くのが憂鬱になっていました。
なぜなら、美緒とお揃いの浴衣を着ると約束してしまったからです。
美優は、どうしようかと迷って出た案は、
正直に言って謝るか、お祭りを風でいけないことにするか、すっとぼけるか。
どっちにしろ、美緒を裏切ってしまうことには変わりはないです。
美優は考えました。
そして、一生懸命に探しました。
でも、学校に来るまでに見つからなかったので仕方なく学校に行きました。

「ねぇ美優。」
と美緒が言いました。美優はどうしようと考えていたので、
「な、何⁉美緒。」
と大きな声で言ってしまいました。
「今日美優さぁ、隠し事をしてない？」
美緒に感づかれてしまいました。
「そ、そんなわけないじゃん！」
「なら今日、家行ってお揃いの浴衣があるか確かめていい？」
と美緒に言われた美優は困りました。
「あのね、実は・・・・・・美緒とお揃いで買った浴衣が見つからなくて・・・・・・。」
と言いにくそうにいう美優。美緒は、
「酷い！私のことを裏切ったんだ！もう美優なんて嫌い！お祭り、一緒になんて行かないから！」
と美緒に言われてしまいました。

家に帰った美優は頼れるお母さんに相談しました。
「あらまぁ、そんなことが。美緒ちゃんのお母さんに電話してみるよ。」
とお母さんは言いました。そして、電話を掛けました。
「もしもしミサキちゃん？私だよ～。だから、アイだよ、アイ。」
そして会話をするお母さんと美緒のお母さん。
ミサキとは、美緒のお母さんです。
アイは、美優のお母さんです。
そこで、アイは今日あったことをすべて話しました。
ミサキは困ったような声色になりましたが、
「まぁそれも青夏でしょ！」
と言って笑い飛ばしました。アイは、
「青夏って何？」
と突っ込んでいましたが、ミサキはその言葉を無視しました。
なので、まだ解決はできていません。

次の日、美優は素直に謝ることにしましたが、いざ美緒を前にすると、何も言えなくなってしまいました。
美緒は、まだ怒っているので喋りかけにくそうです。
その時、美緒はこう思っていました。
（あの時、あんなに怒らなかったらよかった。美優も、悲しんでるだろうなー）
そう思って美優の方を見ましたが、美優は反省などしていない””よう””に見えました。

その日から美優と美緒は仲が悪くなっていきました。
日が経つごとにつれて、謝りにくい雰囲気になっています。

とうとう、お祭り前日になってしまいました。
二人とも、一緒に行きたいと思っています。
そこで、美優は張り切って言いました。
「あの・・・・・・・・・・・・（あれ？私、美緒とどんな喧嘩してたっけ？そもそも私、悪いことしていなかったのになんで？）浴衣、見つけたよ⁉」
そうです。浴衣は見つかっていたのです。美緒も喧嘩した理由を忘れていたので、
「浴衣⁉」
と驚いたように言いました。そして続けて言いました。
「もう喧嘩なんてやめよう！明日の祭り、一緒に楽しもうね！！！！」
美優は嬉しくなって涙が出てきました。
「一緒に楽しもう！」
と言いながら。　　　　　　　　　　　　　（次回へ続く・・・・・・）

あとがき～！
ゆずまるとあんこもちで書きました。
あんこもちはゆずまるの従妹です。

ゆずまる
最初の方ゆずまるの方がやってたけど、次の日の一行前くらいから一文ずつになった（笑）
ゆずまるも（笑）使ってやったぜ！

あんこもち
本書くときは、パソコンの方がやりやすかった！
最初のイラストお気に入り♡

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あんこもち｜note