いたずら殿様

時は江戸時代。いたずら好きな殿様、伊豆殿様が居ました。
その伊豆殿様はいたずらをして家来たちを困らせていました。

ある日、伊豆殿様は釣りに行きました。
面白いいたずらを思いついたそうです。
家来たちには特に理由はないといって釣りへ連れて行ったようです。
釣りに行くと、伊豆殿様は"釣り竿"にゴミをくっつけました。伊豆殿様は
(よし、誰も見てない。いたずら成功!・・・・・・そうそう、家来に言っとかなきゃな。)
と思って言いました。
「家来たち!」
「ハイ!」
と家来たちは元気よく返事をしました。
「ゴミを釣ったら自分で処理しろ!」
と伊豆殿様は命令しました。
家来たちは、いたずらされるんだろうなと思いましたが、何もしませんでした。
そして、釣りが始まりました。
伊豆殿様は始まった瞬間に何かを釣りました。
少し嫌な予感がしましたが、あくまでも予感なので大丈夫だと油断して釣りあげました!
「うわっ!」
その直後に伊豆殿様は大きな声で言った後、思いました。
(しまった!自分の釣り竿にゴミをつけてしまった。情けない。これ、自分で処理するのか。どうしよう。)




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