テキトーを重視して───────────19

こんちゃっちゃ、ゆずまるです。
まぁとりま本編、どぞ。


「そうね。だって成功させないと_____________だものね。」

そう、私(寸也斗のお姉さん)が不吉に呟いたことも知らずに、可哀想な昴君。。。いや、知らない方が良いのかな?
あっ、ご紹介遅れました、私はわーちゃんの大親友、マイラです。
最近わーちゃんが彼氏彼氏で構ってくれないから、昔お互いに送りあった盗聴器とGPS、そして部屋に隠してある隠しカメラで確認したら、わーちゃんが、死体を匿っていることに気付いた。
ッということで、わーちゃんにどういう事か、問い詰めてみたいと思いま~すっ!

””プルルルルル””

「は~い」
すぐにわーちゃんは出てくれた。
「彼氏さん傍に居たらご~めんね!」
と私はとりあえず先に謝っておいた。わーちゃんは
「えぇっ、そそそそ、そんなんじゃないよぉ。」
とあわあわしているのが電話越しでも丸分かりだ。
「とにかくっ!マイラは何で連絡してきたの?」
とわーちゃんは誤魔化すように話題を変えた。
「べっつに~?」
あっ、イケナイ、わーちゃんを前にしたらからかいたくなっちゃった。
「あのさ、なんかやましいことしてない?」
まさか、犯罪してる?なんて言えないし。
「えぇぇ。そんなことしてないよ。」
と戸惑ったようにわーちゃん。
「じゃあ、あのマネキンは何だったの?」
と私は白々しいわーちゃんに言った。
「見たんだ。でもホントに、あのマネキンは決してやましいものじゃないからっ!」
必死に否定するわーちゃん。
~怪しい!私はすぐにわーちゃんとの電話を切ると、弁護士を雇い、調査してもらえるように頼んだ。
こう見えて、良い所のお嬢様だからね。

””プルルルルル””

「は~い」
私が電話に出ると、わーちゃんが言った。
「好きな人いる?」
いきなりそれ⁉
「居ないけど。だって私、婚約者居るし。」
と私は苦笑いをした。
「あぁ、寸也斗の事?」


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