思考の言語化

久しぶりにnote書こうと思います。

最近感じたことや思ったことを言葉にすることって難しいなと思っています。
今こうやって文章を書いていても、思ったことの一部分しか伝えることが出来ないんだろうなと思いながら書いているところです。
考えていることを頭の中でまとめる事が出来ればそれはもう言語化出来ていると個人的には思っていて、頭の中でまとめるにもそこには一定の言語が存在しているからそれを表現することは難しくないと思います。

しかし感じたことを表現することは難しくて、擬音でしか表せないことであったり、僕の場合は作曲の際の閃きなどがそうで、いわゆる降ってきたってやつですね。そういったものってそういう言葉でしか表せなくて、ちょっと違うなって思ってもそういう言葉で片付けるしかないことに少し窮屈さを感じています。

そういった言葉にしにくいものを表現する方法が芸術作品だと思います。
僕の場合はそういった感じたものを言葉にしようと頑張ってはいますが、上手くできないのでメロディにのせて作曲することが多く、言葉ではなく音で表現しようとしています。
イラストを描き始めたのも自分の理想を作り上げたい、自分の考えているものを表現したいという考えから始めました。
多分芸術作品における表現って作者が感じたこと、思ったことを表現したらそうなったんだろうと僕は思っていて、作者に言葉でその説明をしてもらう事は難しいんじゃないかなと思います。
しかし、他人が理解出来なければただの自己満足で終わってしまうこともあるので、出来るならそういった事を言語化する方法はないのかなと日々考えています。

少し話が逸れるのですが、ソシュールの言語論というものがあります。
その中で言葉は使われていく過程で意味が変わっていくというものがあります。
例えば「やばい」という言葉、本来は文字通りやばい、危ないのような意味で使われていたと思いますが、現代ではすごいというような意味合いで使われる事があると思います。
そのように言葉は使われていく中で意味などが変わっていく事があります。
詳しいことを知りたかったらソシュールの言語論と調べれば出てくるかと思いますので是非。

僕は思考を言語化する過程でも同じ事が起きると考えています。
感じた事を言葉にしようとし、違うなと感じて消しては書き直すことを繰り返すうちに本来感じていたこととは離れた言葉になっているのではないかと思います。
本当に伝えたいことをそのまま他人に伝えることってどうやったら出来るんだろうな…
将来技術が進んで、脳の電気信号をそのまま他人に伝える事が出来れば思ったことを伝える事が出来るんだろうか。
とか科学的な方面からのアプローチの方法なども考えたりしてます。

この文章自体構成等考えないで書いていた文章なので結論もないし、僕も上手く言語化出来ていないものを書いているため何が言いたいかもわからないかもしれませんが、僕が思っている事が少しでも伝わってくれたらいいなと思いつつ締めさせて頂きたいと思います。

ここまで読んで頂きありがとうございます。

思っている事を言葉にすることって難しいね、どうやったらいいんだろう。
いつか自分の中でまとまったら加筆修正していきたいと思います。

8/15加筆修正

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