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できないことこそ強みになる。ヨガイントラの成長日記

仕事や勉強をしている上で、できないことや苦手なことが出てきた時
人は逃げたくなります。

私はヨガイントラになりたての頃、
周りには元から柔軟性が高い子やスタイルが良い子、難しいポーズもなんなくこなせる子
いろんな人を見て、自分を比べ
こんな私がヨガのインストラクターになって良いのだろうか?と思うことがたくさんありました。

トップイントラになりたての頃は
カリスマ性のある人やポーズ力がめちゃめちゃ高い人、素敵なキャラクターをもっていたり、
人があまりもっていない資格をもってたり
強みがある人たちに揉まれながら
本当に私がトップインストラクターとしてやっていけるのだろうか?
と心を病みそうになることも多々ありました

特にトップイントラになりたての頃は
私の強みって何?といろんな人に聞いていました

それくらい不器用でカリスマ性もなく、周りと比べては心の軸がぶれてしまうそんな私が
人と比べなくなったきっかけが

母に言われた私の強み
『泥臭く練習をするところ』

めっちゃ地味だけど、できないから伝えられることがあったり、できない人の気持ちが痛いほどわかったり、もはや泥臭くというところができないことも全部さらけ出すスタイルなので親しみやすさもあるかもしれません

私が作るオリジナルクラスはすべて
私ができることを伝えているわけではなく、
もともとできなかったけど、レッスン作るにあたってできるようになったことをオリジナルクラスに載せて提供します

なぜならば、すでに自分ができることって
頭や身体で考えてもできない理由がわからないから。

たとえばもともと前後開脚(ハヌマーン)ができる人ってできない人の気持ちが頭ではわかっていても肉体で体感することができないんですよ
そうなると微細な伝え方はできません

私は元々アームバランスも後屈も逆転もできませんでした
でも自らできないくせにレッスンの名前を作って
なぜできないのかを提供までにとにかくできるように何度も練習して、体感して微細な動きを言葉に起こす
そうすることでより説得力のある伝え方ができます

私もいちヨガの指導者でありつつもいちばんお客さんに近い存在でありたいと常に思っています

できることを伝えるのではなく
できなかったけどできるようになったことを伝える

世の中にはLAVAだけでなくてもヨガのインストラクターは山ほどいます
人間一人一人身体の大きさや筋力、骨格が違うのと同じでイントラも体感することも、できるポーズも一人ひとり違います

そこに一喜一憂せず、何かできないことにぶち当たった時こそチャンスだと思って
目を背けずに向き合って欲しいです

そうすることで自分と関わる人の幅って格段に広がります。

ヨガイントラに関わらず、ヨガの実践者は
できないことを何かしら理由をつけて諦めたり、避けたりしても何も変わらないしメリットはありません
試行錯誤しながら少しずつできることに気づいていくと、気がつけば今まで見えてなかった世界が広がっていると思います。

自分で自分の可能性を潰して責めないこと
むしろできないことが最強の武器になる。

yuzu.

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