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【AppleTV+おすすめ】フォー・オール・マンカインド

初めまして、遊月と申します

今回は、AppleTV+ のおすすめオリジナルドラマ「フォー・オール・マンカインド」の紹介です

まだSeason1の8話までしか観ていませんが、今までに観たことない設定の作品で毎話楽しめています(現在シーズン3まで配信されています)

「フォー・オール・マンカインド」は、1960年代の宇宙開発競争が終わらなかった世界を舞台に、奮闘する人々を描く歴史改変SFです。

史実では、アメリカのNASAが人類初の有人月面調査を成し遂げましたが、
本作では、ソ連の宇宙飛行士がこの偉業を成し遂げます。

これが歴史の分かれ目ですね。
アメリカ国民は皆、口をあんぐり開けてその瞬間をTVで観ていました。
「まさか共産・社会主義の方が自由資本主義よりも優れているのか?信じられない・・・」といった様子で。

ニクソン大統領はカンカンです。
NASAに一刻も早く月面着陸を成功させるように命令します。
急足で準備を進めるNASA、ソ連に少し遅れて月面着陸を成功させます。
ニール・アームストロングは2番目の男になっちゃいました。

安心したのも束の間、ソ連はもう一度月面着陸を成功します。
しかも、女性宇宙飛行士がです!女性初のです!

面白いですね。
宇宙開発競争の続く作品世界では、史実よりもずっと早く多様性が重要視されたのです。
宇宙開発は技術面で目に見える差をすぐにつけられないものなので、文化面で攻めることにしたのでしょう。

ソ連にまんまと出し抜かれたアメリカは、数十年間の宇宙開発からほとんど排除されていた女性や民族的マイノリティの訓練を余儀なくされます。
もちろんそんな間に合わせは困難の連続になるのです…

満足しちゃったので、紹介はひとまずここまでにします。
その後も、月で水が発見されたり、月面基地を米ソが近所に建てたりと、面白い展開がつづきます。
登場人物は個性的で、人間ドラマも充実しています!好きな人は好きな政治要素もあります
必要な事件だけピックアップして、それ以外はスキップするのでテンポもいいです。
Season2,3もグダグダせずに駆け抜けてほしい。

AppleTV+をサブスクされている方、ぜひ観てみてください
されていない方も、この機会にどうですか?
AppleTV+のオリジナルの傾向としては、他VODに比べてSFが多いです。
アイザック・アシモフの名作「銀河帝国の滅亡」を原作とした「ファウンデーション」もあります!

今後も映画やドラマ、小説などの紹介していきたいと思います。
それでは。読んでいただきありがとうございました。


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