ついに新型コロナウイルスに感染した

ついに新型コロナウイルスに感染してしまったため、自分用の備忘録として記録を残しておきます。巷で聞くところよりも症状としてはかなり軽度のため、参考にならないかもしれません。それでもよければお読みください。
 
【前置き】
ワクチン接種2回済。
なぜ3回目を打っていなかったかというと、サービス業のため連休が非常に少ない&ちょうどこの9月前半にまとまった休みが取れるためそこで打てばいいか~と先延ばしにしていたためです。その矢先の感染! 連休は死亡! ウワーッ!!
 
【思い当たる感染ルート】
・9月1日に美容院へ行っており、担当美容師さんが「喉が痛い」と言っていた&鼻マスクだった&私はマスクを外した状態で3時間施術、が怪しいな~と思っている。というか身近に陽性者が居ない、どこ行くにも基本マスク、外での飲み食いもほぼしていないためそれ以外に心当たりがない……。
 
【9月3日(土)】
・起床時に喉の違和感。扇風機を首振りさせ忘れて直に風を浴びながら一晩寝てしまったのでそのせいかな? と思いつつ、熱はなかったため出社。
・仕事中も喉が痛く、若干頭が痛くなってくる。こりゃあかんと思いつつ定時で帰宅。
・帰宅してから検温すると37度。微熱ですが、もともと平熱が低め(35.5度くらい)なのと、手足などの末端に痛みがあることからこれは風邪またはコロナだな……と覚悟する。喉の痛みは落ち着いておりこれ以上は痛くならない気配があった。
・食欲はめちゃくちゃあるので夕飯は普通に食べる。味覚も普通。ただし私はアレルギー性鼻炎持ちで一年中鼻がぐずついており、コロナだとしたら一旦アレルギーの薬飲むのやめておくか……? と思い飲んでいなかったため、ちょっと鼻水が出ていて口呼吸気味。
・同居人と家庭内隔離を開始。
・ちょうど4日の夜に実家に帰省する予定だったため、体調が優れず延期する旨の連絡を入れる。
 
【9月4日(日)】
・7:00起床。検温すると相変わらず37度。微熱とはいえ汗を大量にかいており寝苦しく、夜に何度か起きたせいで眠い。
・会社に連絡。発熱があり出社できないこと、日曜日で病院がやっていないため明日検査へ行く、本日は休ませてほしいことを伝える。ちょうど翌日は公休日。
・同居人と隔離を続けながら部屋でゴロゴロする。喉の痛みは落ち着いたが頭痛、倦怠感、手足など末端の痛み。ソルティライチを飲みながらひたすら寝る。発汗がすごい。
・食欲は減退してきたが食べようと思えば食べられるコンディションだった。同居人がパンを買ってきてくれたので午後に食べる。夕飯は昨日の残りの肉じゃがを食べる。喉が痛くて食べ物を飲み込めない人も多いらしいので本当にラッキーだったと思う。
・夕方頃、手持ちの抗原検査キット(唾液採取)使用して陰性が出る。信用できない。
・夜に一瞬熱が37.7度まで上がるが、それ以降はずっと36度後半~37度ちょいで安定。
・就寝。昨日よりもよく眠れる。
 
【9月5日(月)】
・7:30起床。かかりつけ医が完全ネット予約制のため(これは本当にありがたかった。自分の順番までの目安の時間もネットで確認できる)、即予約。発熱している場合は駐車場にて車待機、自分の受診時間が近づいたら電話するシステム。私の場合症状がたいしたことなく、自分で運転出来るコンディションだった為問題なかったけれど、症状が重い&同居家族が居ない場合は受診のハードルが高そう……と感じた。ただし聞くところによると今流行しているコロナは熱は比較的すぐ下がる&熱が出ている間は偽陰性になりやすいそうで、なんとか熱を乗り越えてから受診する方がいいのかもしれない。
・これまでの経過を問診票に記入、抗原検査(鼻の粘膜採取)を行ってもらう。痛い。
・15分で結果が出る。陽性。
・今後の経過の説明を受ける。発症日より私は10日間、同居者は5日間の自宅待機。保健所からの連絡を待つこと。
・私は軽度の気管支喘息持ちで、過度にストレスを感じたり電話が長引いたりすると気道が腫れて呼吸しづらくなることがあり、問診票に記入していたため確認を受ける。日常生活に支障がないため今は治療は行っていないこと(大学生の頃に一時期治療していた)を説明し、おそらく基礎疾患持ちからは外れるようだった。
・今は症状そんなに辛くなさそうだけど、これから悪化する人も多いし薬出しとこうか? と医師から提案される。お願いしますと回答。
・処方箋をもらい、お会計。2610円(安くて驚いた。また、検査までは費用がかかるが薬は無料とのこと)。この間すべて車の中で行う。
・薬局の駐車場に移動するように指示を受ける。移動してすぐに薬局のスタッフさんが薬を届けにきてくれた。お会計はなし。
・帰宅。職場へ陽性だった旨の連絡。つい先日までコロナで欠勤していた社員が電話に出て、あぁこうやって感染者が入れ替わってゆくのだな……としみじみ実感。口頭で業務の引き継ぎをする。
・同居人へ陽性だった旨の連絡。職業柄、休憩がしっかり取れず携帯を見る時間が無いと聞いていたため職場の代表番号にも連絡した。
・同居人に必要なものをいくつか買ってきてもらい、本格的に家庭内隔離開始。私は基本的に自室に引きこもり、共用スペースを使用したら自分で消毒。同居人は抗原検査キット(鼻の粘膜採取)でマイナス、症状もないため大丈夫そう。
 
【現在】
・担当保健所からまだ連絡はなし。
ただし、なぜか私の記入した住所がまったく別の県で処理されていたようで(おそらく入力時のミス)、別の県の保健所から連絡は来たものの、住所が違っている旨は説明済み。その後担当保健所から一度連絡が入るが出られず、折り返したところ住所の確認を受ける。再度連絡しますとのこと。
・体温は相変わらず37度ちょうどが続いていたが、夜になって36度半ばまで下がる。頭痛いけどコロナのせいなのか寝すぎなのか不明。とりあえず寝るのをやめた。
・咳と鼻水が若干出るようになる。まだ大したことはなく、普通の風邪の時の方が出るなあという印象。鼻水に関してはアレルギーの薬やめたからかもしれない。
 
【あって良かったもの】
・保冷剤、冷えピタ
冷えピタは途中で足りなくなったので追加で買ってきてもらったが、発熱初日がしんどかったので備えておいてよかった。あととにかく代謝がおかしくなって汗をかきまくるので、首筋や脇や太ももなんかを保冷剤で冷やすのが気持ちいい。多めにあると、使用している間に別の保冷剤を凍らせてエンドレスで冷やせるので楽。
・柔らかいティッシュ
前述したように鼻炎持ちなので数箱蓄えており、後半は鼻水が出るようになっていたので大変助かった。
・体温計
言わずもがな。2本持ってるけど1本は故障してた。陽性確定してからは同居人と分けて使おうという話になったため、結局もう1本買ってきてもらった。あと電池切れの可能性もあるため電池も備えておこう。
・ゼリー、アイス
うまい。普通のご飯も食べられるけれど、正直さほど食欲は湧かないので冷たくて喉を通りやすい物の方がいい。噛む手間もないのがいい。
 
【ほしいもの】
・ベッドの敷きパッドの予備
無限に汗をかく。熱はないのに寒気、なのに寝ている間に汗でびしょびしょなので、服は定期的に着替えているけれどベッドの敷きパッドを頻繁に替えたい。もはや使い捨てにしたいレベルですが、やっぱりおねしょ用の吸水パッド的なものしかなさそう。
 
・頭を使わない暇つぶし
書いてて思ったんですがこれ何がいいんでしょうね? 自分の場合基本的に頭が痛くない時間がないため、集中して本を読もうという気にならず、ゲームも疲れるなあという気分。電子書籍の漫画はかなりとっつきやすく、今ワンピースの無料公開やっていてアラバスタ編まで読めるのですが、この療養期間まで取っておけばよかったと感じた。余談ですがナミがあんなにいい女だと知らなかったし、ニコ・ロビンはもう幼女時代の顔つきからして私の好きなタイプの女であることに間違いなく、このまま読み進めればナミロビにハマるという強い確信があった。
 
【まとめ】
・正直な話、9日から一泊で旅行に行く予定を入れており、一年半ぶりくらいの旅行でメチャクチャ楽しみにしてたのでなぜ今!? と悔しい気持ちもあるのですが、旅行先でばらまく展開にならずとりあえず良かった。あと実家帰省も早々に延期しておいてよかった。うちの場合親が肺癌やってるので、これで自分が持ち込んで親が重症化したら後悔しきれなかったと思います。
・かかりつけ医大事。今の時期だと難しいかもですが、日頃から不調の際はちゃんと病院で診てもらう癖をつけといた方が良いなあと思いました。私は結構すぐに病院へ行っちゃう人なので診察券が結構あって、その中から発熱外来やってる病院へ行けたんですけど、この地域だと診察券持ってないと見てもらえない所も多いらしい。同居人は体調不良を我慢する人でかかりつけ医がないので感染した場合どこへ行こう……と悩み中。
・気をつけているつもりでもかかる時はかかるので備え大事。自分は同居人があれこれ世話を焼いてくれて本当に頭が上がらないのですが、一人暮らしの方はより備蓄が重要になってくると思います。また読んでおわかりかと思いますが、私の症状はかなり軽度です。ちょっと頭は痛いですが頑張れば在宅ワークできそうなレベル(やりませんが)。ワクチン3回接種済の友人でも39.5度まで熱が上がったらしくヒエェ……となってしまった。逆に言うと、もっとしんどかったらやれないこと(洗濯、入浴、車の運転など)が割と自分で出来ている状態なので、出来ないケースを想定して備えをしておくのが大事っぽい。今から症状が急変する・同居人に感染させて共倒れになる可能性もゼロではないので用心しておきます。
・最後に、医療従事者の方々は本当にありがとうございます……。病院、発熱外来の受診が多すぎて、この暑い中先生や看護師さんが駐車場を駆け足でまわっていて本当に頭の下がる思いでした。自分の務めている業界はおそらくコロナ禍でもっとも打撃を受けた業界のひとつであり、そろそろ自粛は辞めてお金落としてくれ! というのが業界の総意でもあるんですが、医療現場の現状をちらっと見ただけでもそれが正しいのかわからないというのが正直な感想です。

以上、とりあえず13日までが自宅療養期間となるので、また経過を書いていくかもしれません。何卒何卒。


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