イベントを開催したら学びがえらくあった話
はじめに
こんにちは!南祐月と申します!
軽く僕が一体何者なんだって話をしようと思います。
僕は神奈川県の高校に通う高校2年生で、空手道部に所属しているどこにでもいる高校生です。なにか人と違う部分があるとしたら、少し行動力があって、精神力が強いくらいのものだと思います。
そんな僕は今TimeLeap Academyという起業家教育プログラムに参加したり、自分でイベントを開催したりしています。そこで自分が好きなことに対して好き!と言って常に未来にワクワクしながら毎日を過ごしています。
イベントを自ら企画した
そんな僕がなんで今回のイベントを開催するに至ったのか、それは2020年の9月までさかのぼります。言うてたったの4ヶ月前ですね...。
まぁ9月に一体何があったのかというとユニセフから「レポートカード16」というものの結果が出たのです。
これがなにかというと先進国38ヶ国の子どもの幸福度を調査をするというものでした。その中の精神的幸福度っていうのが日本はワースト2位だったんですよ。
要するに「僕と同年代の子たちが未来に希望を持てず自殺とかしちゃってる」って事だと思ったんです。
そんなバカな.....
僕は前述の通りずっと未来に対してワクワクしていたんですけれど、周りはそうじゃない!?というギャップに気付かされました。本当にショックでした。
僕がこうやって未来について考えることができるようになったのはコロナ禍において、友達がマスクを必要としている人に配布する、という事業を興していることがきっかけでした。
だったら同年代である僕が活動して、みんなが未来についてわくわくできるように考えられるようになるきっかけを作りたい!と思って今回のイベントを企画しました。
どうやって考えてもらおう
そもそも「考えて」と言ってみんな未来についてわくわくと考えてくれるのであれば日本の自殺率はこんなに高くないはず...。
こういった状況には陥らないはず...。
どうして僕は未来について考えられているのだろうと考えたとき、僕が置かれている環境は常に「自分の生き方の目標」が意識できることに気づきました。
その環境を作っているのは特に両親と、周りにいる大人でした。
同年代に比べれば比較的「大人」という存在と関わる機会が多いことに気づいたのです。
我が家の食卓では「大学に入ったらこういう事やりたい」とか、「将来こういう人間になりたいからこういうことやる」とか、未来についての会話が多いなぁと思うのです。
それに対して両親は「それならこういうサポートができるね」って言ってくれたりするのです。決して僕にこれをやりなさいなんてことは言いません。
そういう両親との対話って子供の目線から見てもすごく重要だと思うのです。
イベントのパネリストを集める
僕がイベントを立ち上げるにあたり最初に起こした行動は「パネリスト候補者に声をかける」ことでした。
先述したとおり、両親との対話が重要だと感じた僕は、父である南章行に声をかけました。
父はよく「俺いいこと言うからなぁ」なんて言ってくるので「ならそれを俺に見せてくれよ」的な感じで誘いました。
更に僕にはTimeLeap Academyという、様々な生き方をしてきた大人の話を聞ける場所がありました。ここにいる人達ってのはみんな自分の中で正解を見つけてきた人であると僕は確信しています。
その中で特に僕の心を動かしたアツい人がいました。
井上浄さんです。
家を出るときに「世界を変えてくるぜ」と言えちゃう超アツい思いを持つ浄さんは僕の心をうごかしました。人の想いはこうまで人をアツくさせるのか、好きなことをできるってこんなに素晴らしいことなんだと。
そして仁禮彩香さん。23歳という僕と6年しか変わらない年齢にして自分の正解を見つけて行動に移せることのできている天才です。
正直、仁禮さんが南祐月の人生のスタートになったと言っても過言ではない人です。また、年齢的にも僕たちの中高生の葛藤や悩みに寄り添いやすいだろうと思っています。
このつよつよの3人の話を聞いて心が動かない人はいないはず...!
そして僕がその3人を高校生の視点からモデレートできたらみんなきっかけをもてるはず!と、思った3人にお声がけをしました。
参加者を集める
僕はこのイベントをローンチさせるまで一ヶ月考え抜いて、年末年始の貴重な時間も頭の中はこのイベントのことでいっぱいでした。
しかし、いざローンチしたらなかなか参加者が集まらない。理由は明白で、参加するためのハードルが高すぎました。
前述の通り親子での対話に価値を重くおいていたので親子での参加を必須にしていたのです。
そして、いざ広報してみると親がさそえない、子どもが3歳だから対象外、子どもが参加する気になってくれない、だけどどうしてもこのイベントに出たい!と言ってださる声を多数聞きました。
そこで、イベントのチケット販売方式を18歳以下無料、19歳以上は1000円に変更をしました。
これによって僕の想いは伝わるのか、もう申し込んでくださった方々の信用を失うんじゃないかと悩みはしましたが、そんなことより僕が一ヶ月も悩み抜いて、人の力も借りたのにそのイベントのニーズの対象がずれていたと認めるのが一番つらかったです。
そして、人生初の葛藤
このとき、僕は人生で初めて心の底から葛藤しました。何に葛藤したのかというと、「自分の未熟さを認めること」でした。
正直今考えれば、最初の仮説が今回は間違っていたことを認めることは、なんてくだらないことなんだろうと思います。
けど、本気で今まで考えたからこそ今こうやって葛藤しているんだ、悩んでたのは過去で、今から変えることには影響がないと考えて変更に踏み切りました。
この悩んだプロセスと正解を自分で選択したことは、僕の中で大きな成長だったと思います。
なにより、悩み抜いて自分で正解を出した時の楽しさ、気持ちよさといったらないです。
仕事って多分こういうことの連続なんだろうな、となんとなく仕事の楽しみも知れた気がしました。
やってみた学び
今回120人もの方々に参加していただいたのですが、本当にこれほど来てくださるとは思わなくて、とても嬉しかったです。ただ、途中まで僕は集客を舐めていて、友達にしか声をかけていなかったんですよね。
そうしたら父に
「お前のイベントは仲のいい友達に俺イベントやったぜ〜って言うためにやるものなのか?」
と言われて
「いや、そうじゃねぇだろ」
と、ハッとしました。
俺はたくさんの人に価値を届けたい
そこからありとあらゆる人に頼み込んで本気で集客をしたのですが、こっちが本気で集客しようとしてると相手側もだったらtwitterで宣伝してあげるよと反応してもらえることがあって。
本気は伝わるんだなぁとここも僕の学びの1つです。
イベントが成功してアンケートをとると100%の方々が最高、良かったと答えてくださって、本当に泣きそうになってました。なかには僕のファンですと言ってくれる方やnoteに書いてくれる方も。
あぁ、本気で悩んで、考えてこのイベントをやってよかったと心の底から思いました。僕の情熱はみんなに伝わったんだ、と。
悩んで作ったものが成功する喜び
これが今回で学んだ一番大きいことです。
最後に、参加してくださった方々、アドバイスをくださった方々、そして浄さん、仁禮さん、南章行さん本当にありがとうございました。僕はこれでまた一歩成長できました。
僕はこれからも成長を続けるので、南祐月をこれからも応援よろしくおねがいします!
南祐月:facebook
井上浄:facebook
仁禮彩香:facebook
南章行:facebook
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