旅行って準備をしている時が一番ワクワクするかも問題

人生の中で旅をすることが1番大好きな私は、行きたい場所リストは山ほどあります。
その中で最も行きたい場所から一つ一つつぶしている感じ。

例えば、「三峰神社」に行きたいと思ったとします。

三峯神社に行くためのルートを検討し、もし行ける場所があればその日に周るし、無理ならば、ざっくりとその前後の日程をほかの行きたい場所リストからピックアップして行程を考えます。

働いているし、暇や時間を持て余しているセレブではございませんので、時間や予算の限りがあります。
そのため限られた日数の中で、まるでパズルを埋めるように、出来る限り行きたい場所を組み込んでいく。
それがまた楽しい。

行程を決めたらそれぞれの場所で必要な情報を交えながら、
「旅のしおり」を一冊のノートにまとめていきます。

私は車の免許を持っていないので、公共の交通手段を使うしかなくて。
よって時刻表をくまなく調べ、アプリで検索したアクセス情報が必ずしも最善とは言えないので、ネットから引っ張り出したその土地のバス路線図などを印刷して並べては、あれこれ考える。

実際に旅行行く1ヵ月位前から、それぞれの場所でどんなものがあるのかも一通り探します。
帰ってきてから、「あの場所にそんな素敵なものがあったなんて！」とならないように、いろんな方の旅のブログなどを読んだりして、とにかく準備しまくります。
（それでもやっぱり毎回、知らなかったことがたくさん見つかります）

あと1週間位となった頃のワクワクがやばいです。
仕事中でも、来週行く神社のことで頭がいっぱい（笑）
いよいよ明日になると逆に緊張します。
飛行機はたいてい早朝の便を予約しているため、うっかり寝坊したら全てが台無しになる。
目覚ましをいくつもかけているのに、ドキドキしてぐっすり眠ることができません。
そして予定よりずっと早起きをして、すでに荷造りしているキャリーバッグの中をもう一度確かめたりしながら、出発時間より5分以上は早く家を出て、当然ですが、駅で5分待ちます(笑)

飛行機の中はノートを何度も読み返し、その日のスケジュールを何度もシミュレーションします。
あと少し、あと少し！！
もうワクワク最高潮。
フライトが終わり、タラップに1歩足を踏み出した時。
実は多分旅行のピークはその時かもしれません(笑)

着いた！！！
と心の中で絶叫しております（笑）

出雲から夜の伊丹に飛んだ時もワクワクした

空港を出て何かしらの電車に乗ったあたりから、スケジュールを一つ一つ潰している感じ。
ただし、私はしょっちゅう道に迷うし、行き当たりばったりで突発的にどこかに行ってしまうところがあるので、1ヵ月かけてつくったスケジュール通りに行かないこともしばしばです。

でもそれが逆に楽しい。

私の中ではスケジュールを作っているときに、既にその旅行を体感しているので、実際に行った先でその通り動かなくてももう大丈夫なのです。

YouTubeで見たり頭の中で何度も何度もシミュレーションしているので、既に何回か行った気持ちになっていますので。
そんなに一生懸命作ったスケジュール表から外れて思いもかけない場所に行ってしまう。
それこそが旅の醍醐味。

道に迷っている途中では先が読めなくて半泣き状態になっていますが、帰ってきて旅のレポートを作っていると、迷っている時が1番楽しかったと感じます。

そしてまた旅に行きたくなるのです。

1日目はまだ少しワクワクが残っていますが、2日目3日目、そして最終日あたりではもうワクワクと言うよりは、
また日常に戻るんだ。
あんなにずっとワクワクしていた日々が終わるんだ。
と言う、ちょっとした悲しみモードが入ります。
ハワイから帰る夜なんて、ガチで泣いていました（笑）

だから
「永遠に旅していたい」
と思ってしまうのです。

とはいえ、帰りたくないと思いながらも、千歳空港に降り立ってしまうと、1分1秒早く家に帰りたくなり、自宅に戻るとすぐにスーツケースもそのままに、おもむろに冷蔵庫を開けて何かしら食べたり飲んだりしながら
「なんだかんだ言ってやっぱり家が好きだなぁ」などと言っています。

うん。
来月の旅行も楽しみだ(*^_^*)