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戦争はなぜ起きるの?



なぜ戦争は起きるのか?
という問題に対して簡潔に答えてみます。



あ、やっぱり少し問題を変えさせてください。


なぜ定期的に戦争は引き起こされるのか?

という問題にしてみましょう。


みなさんは「なぜ戦争が起きるのか」を考える時、
恐らく多くの人がまず「人はなぜ争うのか?」という問答と結びつけて考えますよね。
それは「戦争=争い」といった偏ったイメージがあるからだと思いますが、
この認識自体がそもそも間違っていると思ってください。


厳密に言うと、

戦争は国同士の争いではありません。


ある人はこう言います。戦争はビジネスだと。
ある人はこう言います。戦争はテレビだと。



例えば、韓国と北朝鮮の戦争は今も現在進行形で続いているのは知っていますか?
最近ではNetflixなどでも韓国朝鮮問題×ラブストーリーの韓流ドラマなどが日本でも流行っているので馴染みのある人が多いと思いますが、
本当の真相を話すと、


実はこれらの戦争は最初から起きていないし今も起きていません。




ほぇ???どういうこと???と思う人が多いと思うんで、ちょっと話させてください。


まぁ要するに、
戦争をせずに「我々は戦争をしています!」と自国の国民含め全人類に嘘をついていたってことですね。


この衝撃の真相は、ごく最近まで韓国と北朝鮮のトップの人間たちしか知らない極秘事項として扱われ、
両国に住む99%の人間が自分たちは戦争をしていると信じ込まされていたらしいです。


韓国のトップと北朝鮮のトップが定期的に密会を行い、
互いに日時を指定しお金を払って「そろそろこっちにミサイル落としといて😂」と交渉し、自分の国にミサイルを落としてもらっていたわけです。


ちなみにこれは憶測ではなく、両国のスパイが密告して最近明らかになった情報なので全て本当の話です。


さて、じゃあなぜ両国はわざわざ国民全員を騙してまで戦争を演じる必要があったのか?


それは政権のためです。


最高指導者に選挙で選ばれるためには、当たり前ですが多くの国民の票を集めなければいけません。
そのためには、まず国民の意見を統一しちゃうのが手っ取り早いです。
例えば、国民の好きな食べ物がカレーに統一し、「毎日お前らに無料でカレーを配ってやる」と主張する政治家が現れたら、圧倒的票数でその人が選挙に勝つことができますよね。


韓国の政治家は、まず国民の意見を統一するために裏で北朝鮮の政治家と接触し、
「◯月◯日に◯◯山にミサイルを落としてくれ」と交渉します。
ミサイルが落ちると、国民は注目します。
次に政治家はテレビを使って、国民の不安を煽り、朝鮮人の醜悪さを伝え、国民の憎しみと闘争心を高めます。
そして、「私が北朝鮮を必ず倒します!今こそ立ち上がりましょう!」というスローガンを掲げ選挙に出るわけです。
当然、晴れて最高指導者に選ばれます。
北朝鮮でも全く同じことが行われています。


要するに、一部の人間が権力を手にするため、
99%の国民が洗脳され、偽の情報から互いを憎み合っています。
それがなんと恐ろしいことに今も続いています。


一部の有権者にとって

戦争とはPRであり、テレビやマスコミ同然なのです。


このように戦争の裏には必ず何かの意図が絡んでいます。
国民をまとめるため
国の経済を豊かにするため
お気に入りの国と同盟を組んで繋がるため
etc...
さまざまな目的を達成するために意図的に戦争が引き起こされ、
ぼくらはメディアを通して洗脳され、
感情や行動を巧みにコントロールされてきたわけです。
いわゆる情報操作ってやつですね。


基本的に、もしも全ての国が孤立して何も起こさなかったら勝手にどんどん貧乏になっていくというのがこの世界のメカニズムなので、
戦争というのは、80%の人間を救うために20%の人間を犠牲にする打開策のようなものです。
ぼくが戦争に対して肯定的にも否定的にもなれないのは、そういう複雑な理由があるからです。
どの国のトップも、本当は誰も殺したくはないし、争いごとなんか好きじゃないはず。
でもぼくらの住む世界は、皮肉にも定期的に引き起こされる戦争によって均衡を保っているので、
ぼくらは世界平和のために今日も武器を持ち海を越えた見知らぬ誰かと憎み合わなければならないのです。
争いからしか生まれない平和。
争いをやめてしまったら平和じゃなくなる世界。
それがこの世界に仕組まれた残酷なシステムです。
いったい平和とはなんでしょうか?


さて、この話の締めくくりにとある文献の一節を引用して終えたいと思います。
2009年に34歳という若さで亡くなられた日本人の作家伊藤計劃さんの文章の抜粋です。


歴史ってのはな、戦争を起こすためにある。それだけのもんなんだ。
歴史があるから戦争が起こるんじゃないぞ、戦争を起こすために歴史が必要なんだ。
奴らと俺たちは違っていて、奴らと戦わなきゃいかんだけの理由をひねり出すためにな。
歴史だけじゃないぞ。国だってそうだ。
ホアだのゼマだのといった部族だってそうだ。
いや、そもそもだな、俺とかお前とかいう区別だって、戦争のためにあるんだ。
殺し『合う』ためには、お前と俺とが別々じゃなきゃできんからな。
『俺』と『お前』が憎みあうから戦争が起こるんじゃない。
戦争するために『俺』なんてものは存在するんだ。


   The Indifference Engineより。(217ページ)



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