ウイスキー香る缶コーヒー
1コーヒー好きのミナヅキトウヤです。
豆から挽いて淹れるコーヒー以外に、缶やペットボトルコーヒーの新商品が出るたび、コンビニや自販機のチェックがライフワークになっています。
そんな中、今回はあまりにも衝撃的な缶コーヒーに出会ってしまい、ゴールデンウィークの連休中の旅先からスマートフォンで記事を書いています。
X(旧Twitter)にポストしたら、閲覧が1万超えで驚いてます。
ダイドー 世界一のバリスタ監修 ウイスキー香るBLACK
ダイドーさんの缶コーヒーは、緑缶の微糖デミタス、数年前まで販売していたGINREI、この世界一のバリスタ監修シリーズを愛飲しているのですが、このウイスキー香るBLACKは久々に缶コーヒーの中でも別格の味でした。
ブラックコーヒーなのでもちろん甘みは一切なく、香りや味はフルーティーなウイスキーの風味を連想する酸味がやや強め。
特筆すべきは、缶コーヒーらしからぬ後味(余韻)で、ひとくち、ふたくちと飲み進めると、体の中にウイスキーらしい香りが広がり、飲み終えた後の充足感が非常に素晴らしい、豊かな味わいが楽しめます。
バレルエイジドコーヒー
コーヒー豆の持ち味に、別の味を混成して後付けするインフューズドコーヒーと言うものが、近年のコーヒー業界で話題となっていて、今回ピックアップする缶コーヒーもそのひとつとなります。
商品名に「ウイスキー香る」とある通り、これはバレルエイジドコーヒーと呼ばれるもので、ウイスキー樽にコーヒー豆を漬け込み、後から風味を混成したもので、コーヒー豆で買うと100gでも2000円前後はする高級品です。
この缶コーヒーも1缶税込で200円はする、缶コーヒーの中では高級な価格になっています。
(それでも十分安いですが)
昨今の缶コーヒー事情
今は缶コーヒーと言えば、UCC、Georgia、BOSS、FIRE、WONDA、伊藤園のタリーズ缶が全国のコンビニ、自販機で買える商品として挙げられます。
昭和から平成初期の時代は、様々なメーカーが躍起になって新たな缶コーヒーを短期間で販売していて、それでも1缶100円〜120円は超えない商品がひしめきあっていました。
(今はなきRootsが好きで愛飲してました)
昔と比べ、現在は季節ごとに過去販売シリーズの再販、高級化と言った方向性の多様化が進み、新商品の販売頻度は下がっていると感じます。
それもコンビニで豆から挽いて抽出したコーヒーが、缶コーヒーと同価格で飲めてしまうことが、大きな理由となっていると思われ、同じコーヒーとして比較されると、缶の方が下に見られてしまいがちです。
缶、レギュラー、インスタント、それぞれに需要がある
コーヒーとして、美味しいものを基準に比べられることが多く、〇〇の方が美味しい、〇〇は味がきついと言った消費者の意見はありますが、缶、レギュラー、インスタントにはそれぞれの需要があり、その中で味も技術も日々進歩しています。
単純に比較して終わるだけではなく、〇〇って美味しい!と言えるコーヒーに巡り合うということは、良いとこ探しの過程だと思うのです。
あまりに美味い缶コーヒーに出会ってしまい、饒舌になってしまったのですが、このウイスキー香るBLACKは安心してください、ノンアルコールです。
ダイドーの自販機ならどこにでも入っているような商品ではありませんが、もし見かけたら一度は試してみていただきたいお勧めの逸品です。
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