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横浜市立大学 帰国生•帰国子女入試レポ

こんにちは。ゆずです!
この度、横浜市立大学 理学部 を帰国生入試で受験し合格をいただきました。
その時の入試の様子をお伝えします❣️


提出書類

横市は、出願の際にいくつか提出しなければいけない必要書類があります。

  • 入学願書

  • 入学志望理由書

  • TOEFL iBT / TOEIC / IELTS / GTEC / 英検 のいずれか

  • (国際商学部のみ:SAT / 数学検定  )

入学志望理由書は他の大学同様、志望理由書です。この大学に入学して何を学びたいのか、海外生活で学んできたことを生かして将来何をしたいのか。などなど。
書類選考におけるTOEFL や IELTS の合否基準は曖昧なところはありますが、横市ではTOEFL iBT 80点以上、IELTS academic module 6.0以上で10点の加点があるそうです(詳しくは募集要項を参照)。
参考程度にですが、私が提出したTOEFL iBT のスコアは 106点でした。


試験当日

試験会場は全学部共通で、金沢八景キャンパスでした。
大学周辺は自然に囲まれのどかですが、駅前には飲食店などがたくさんあり活気があってとても素敵な街でした。
集合は9:10で試験開始の9:30までは受験上の留意点などの説明があります。
受験者数は理学部全体で30人ほど。(内訳は帰国生、IB生、科学オリンピック、外国人留学生)
みなさんスーツであったり、学生服であったり様々でした。極端にカジュアルでなければ特に服装の規定はなさそうです。
⚠️当日試験会場に時計は設置されていません!自前の腕時計を持っていきましょう(スマホ不可)。私は腕時計をホテルに忘れてしまい金沢八景駅前のセブンイレブンで急遽購入しました。(笑)


小論文

理学部の試験内容は小論文とされていますが、実際には筆記試験のようなものです。横浜市立大学のウェブサイトに「過去の入試問題」が掲載されており、特別選抜の試験問題含め過去10年分の入試問題が閲覧できます。

筆記試験は、物理・化学・生物から2つ選択して解答します。試験時間は90分。
私は化学と生物を選択しました。過去の問題に比べ、化学の問題数がボリュームアップしていました。難しかったです。酒石酸の構造異性体を描く問題では、とち狂ってカルボキシ基描き忘れるという大ミスを犯しました。
生物に関しても傾向ガン無視問題続出でした。出ないだろうとたかを括っていた分野からドンピシャで出てきて焦りましたが記憶を絞り出して解答しました。やはり入試対策は満遍なく、穴のないように勉強するのが重要ですね。自身の詰めの甘さを痛感しました。
そのため、とりあえず全枠埋めて部分点をもらう作戦に切り替えました。


お昼休憩

試験終了の11時から、面接のある1時まで2時間ほどのランチタイムがあります。
自席で黙食ですが。12時半まではスマホなどの電子機器の使用も許可され、トイレも自由に行けます。私はと言うと、先ほどの試験の出来が気になったり、面接前でソワソワしたりしておにぎりひとつしか食べられませんでした。
12時半には全員自席に着席するよう指示があり、面接案内の声がかかるまで待機します。面接では筆記試験の問題が使用されるとあったため、呼び出されるまで間違えた問題に対してどのように弁解しようか頭の中でぐるぐる考えていました。


面接

面接開始時間になると、「受験番号〇〇の方」と呼び出しがあり面接室に案内されます。係の方が案内してくれるのか〜と思っていましたが面接担当の教授でした。おそらく私が一番最初の面接者だったからだと思います。扉も開けてくれたので、ノックして扉を開けるお決まりの練習いらんかったなという感想。まさか教授が直々に案内してくれるとは思いませんでした。

面接官は日本人と外国人の教授の計2名。(終始日本語での面接)
質問内容は以下の通りです。

  • 志望理由

  • 教わりたい教授や具体的に入りたい研究室は?

  • 趣味

  • 滞在国はどのような特徴があるか

  • 滞在国で暮らしていく中で困ることはあったか

  • 最近気になっていることはあるか(ニュース)

  • 筆記試験の出来

  • 日本の大学受験に向けての勉強で大変なことはあるか

面接自体は終始穏やかに行われました。
志望理由に関しては、自分が入学後に参加したい理学部独自のプログラムの名前を挙げて説明しました。「受験生の皆さんそのプログラムに興味を持ってくれるのですが、具体的にどの先生の研究室に入りたい、というような希望はありますか?」と聞かれました。おそらくみんなこのような志望理由を持ってくるので教授からするとまたか、といった感じだったのでしょう。笑
てか筆記試験のことは全然聞かれなかった、、、

外国人の先生からは趣味についてきかれ、それ以外はほとんど隣の日本人の先生からの質問でした。

ニュースに関しては、最近のサイボーグゴキブリの研究と生命倫理について話しました。「ゴキブリ?笑」と言われてしまったのですが、焦りつつも最後まで説明をしたら「素晴らしいです」と言っていただけました。なんとかなったようで安心です。内心は心臓バクバクでしたが。(笑)

最後に

いかがだったでしょうか。実際のところ、小論文で75%以上の得点獲得が合格のボーダーラインと言われています。横市の面接では圧迫面接されるという話は聞いたことがないので、気負いすぎないことも重要です。

過去問は横市のホームページで入手できると記載しましたが、解答のついていない問題のみの掲載となっています。どうしても答えを知りたい場合はインターネットや他の参考書で探すと似たような類題がいくつか出てくるのでそちらを参考にされることをお勧めします(独学の場合)。
他にも気になること点などございましたら私のtwitterのDMにて質問を受け付けています。お気軽にどうぞ🌟
では、また🍀


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