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新卒PdMの奮闘記 ~怒涛の2週間~

こんにちは、パパゲーノの小池です。
このnoteは、株式会社パパゲーノに新卒でPdMとして入社した私が、1週間の内省をして成長サイクルを作るために始めたものです。
先週の日曜日は少し他のことでバタバタしており、noteを描くのを撤退しました。
2週間分の振り返りをしていけたらと思います!!
前回のnoteはこちら!

この2週間でやっていたこと〜ハッカソン編〜

この2週間はかなり怒涛でした。
最初の一週間は、人生初の「ハッカソン」に出ました。
PdMをしている自分ですが、今までエンジニアやデザイナーの人と一緒に、プロダクト開発の企画から開発までの一連の流れを、手触り感を持って経験したことがなかったので、とてもいい機会になりました。
チームメンバーであり、パパゲーノで一緒に働いているけいとさんもnoteを書いていたので、こちらも是非みてください!


最終的に80ほどのプロダクトが提出されたらしく、結果は落選。
実質開発の期間は2週間もなく、最終日とその前日はかなり慌ただしく、コードを書いたりデモ動画を収録したりしていました。
デモ動画はこちらです!3分の動画で、どんなプロダクトを作ろうとしていたのかわかると思うので、もし興味があったら見てください!


自分は非エンジニアなので、コードを書いてる様子や、そこで交わされる議論をただ傍観することしかできませんでした。
少しだけその状況を憂いながら、「まあコードわからんし、今自分ができることやるしかないか」と割り切り、自分がどこでバリューを出すべきなのかを考えました。
よく、Why How Whatと言ったりしますが、エンジニアやデザイナーの方は、どちらかというとHowやWhatを中心に議論を進めていきます。し、それが役割ですよね(もちろん賛否両論はあると思うし、ハッカソンという短い時間だったからそこを中心的に進めていた、という話でもあります)
4人チームだったので、自分はなるべくWhyの方に着眼し、それぞれへの提供価値や、解決する課題ファーストで考えるようにしました。
それが結果的に良かったのか、悪かったのか、はたまた当たり前なのかはわかりませんが、今の自分の最大限を持って短期間の急造チームに貢献するという経験はそう取れるものでもないので、総じていい経験だったかなと思います。
自分は、今のところ将来的にエンジニアになることはあまり考えてませんが、PdMをしている以上、開発側への理解を持たないのは自分が思ってる以上にやばいんだなって、このハッカソンで身をもって体感したので、11月から夜にSolidity(Web3で用いる言語)の勉強をしています。
鬼難しいですが、新しいことを吸収するのは大好きなので、コツコツ勉強していけたらと思います。

この2週間でやっていたこと〜通常業務編〜


ハッカソンが6日に終わり、そこからは日常が戻ってきたわけですが、この1週間は個人的に色々考えが深まった時間でもあったなと思っています。
3つテーマがあるので、それぞれ簡単にお話ししていきます!

  • 2次創作PJスタート!

  • プロセスエコノミーについて

  • 立場を超えて対話をすることの重要性

2次創作PJスタート!


現在、辛い経験や苦しい経験を乗り越えた人の「リカバリーストーリー」を題材に、クリエイターの方に2次創作をしてもらうというプロジェクトを水面下で進めています。
パパゲーノは「スティグマ」を解決する課題として考えています。
スティグマを知らない人はこのnoteを見てください!とてもわかりやすくまとまっています。

そのスティグマを解消するアプローチには「教育・抗議・当事者との接触」が重要であると言われていて、その「当事者との接触」をリカバリーストーリーを題材にし2次創作をしてもらい、より多くの、かつ無関心だった層に、漫画や舞台などといった形で届けることで、より身近に感じてもらうことが、「スティグマの解消」に繋がるのではないかと考えています。

ここ1-2週間で、実際に2次創作PJもスタートしており、舞台や漫画制作など新しいチャレンジもしております。
来週か再来週にプレスリリースを出す予定なので、ぜひご覧ください!

プロセスエコノミーについて


元々は、けんすうさんが言ったところから始まっていて、noteにまとまっていたので、詳しく知りたい方はそちらを見てみてください!

簡単に僕の解釈を話していくと、
今の社会は、かなりコンテンツが飽和しており「供給過多」で「差別化」が難しくなってきています。
似たようなコンテンツも溢れてますし、なんでそれがバズるん?みたいなコンテンツもあったりなかったり...
プロセスエコノミーの対として「アウトプットエコノミー」というものがありますが、要は最終的なアウトプットにお金を集めることです。
プロセスエコノミーでは、言葉の通り「プロセス」にお金を集めることです。制作過程を開示していきながら、そこからマネタイズし、制作費に当てることができる。逆にいうと、コンテンツが溢れ差別化が難しくなってきているため、制作過程などを見せて、そこから共感を呼びながらアウトプットをしていかないと、なかなか注目を集めることができなくなっている、と解釈もできます。
NiziUなどはプロセスエコノミーで注目を集めた良い例で、おそらく「Make you Happy」をいきなり世に出すのと、オーディションとそこで生まれるストーリーにうまくプロデュースし、ファンを作りながら「Make you Happy」を世に出すのとでは、その後の注目度合いに雲泥の差があったように思います。
パパゲーノが世に出していきたいと思っている「リカバリーストーリー」は、その人だけにしかない唯一の物語で、裏にはその人の人生や軌跡が詰め込まれています。
最終的な2次創作物だけで勝負するのは、飛んで火に入る夏の虫なので、制作過程などをうまく公表し、ファンを作っていきながら勝負する、プロセスエコノミーは相性がいいのでは?と思っています。
具体的にどのようにプロセスを開示し、そこからマネタイズしていくのか?というのはやっていきながら形を模索していく必要がありますが、これから始まる2次創作PJでもこの概念を取り入れてやっていけたらと思っています!

立場を超えて対話をすることの重要性


ある紹介で、「恋愛と遊びを軸としたピアサポート活動」を展開している方とお話しする時間がありました。
そこで、「恋愛は精神疾患当事者の間では割とタブー視されている」ということを聞き、驚きました。
恋愛は、うまくいっていてもよくない結果が生まれていても、感情が大きく動くイベントとなりやすく、精神的に良い影響もあれば悪い影響もあるため、当事者のご家族や主治医から反対されるケースも珍しくない、ということでした。
確かにご両親や主治医の立場に立った時に、なんとなく反対をしたくなる理由もわかるなぁと思う一方で、選択肢を狭めてしまうような考えでもあるんだなと、相反する感情をぐるぐると考えました。
難しい問題なので、一概にこうした方がいい!と言えるものでもないですが、「当事者の方にも人権はあり、選択をする自由がある」ということは間違い無いです。
国連から日本に勧告があったように、そこには障がいのある人は守って「あげる」対象であり、健常者が何かをやって「あげる」対象である、というパターナリズム的な思想があると思います。

小学校にも特別支援級のようなものがあったし、「特別」とついてる時点で、何か自分のクラスにいる人とは「違う」し、優しくして「あげる」、いや優しくして「あげないといけない」対象なのかな、なんて無意識的に刷り込まれていたような感覚もあります。
自分自身、日々当事者の方と関わっていく中で、そういった色眼鏡をしていないかを、自分を客観的にみながら考え続けられたらなと思います。
さて、話を戻すと、その方との話を通して、ある一方からの主張は分断を生み出してしまう、様々な立場・そこで持っている正義をお互いが理解しながら、より良い方向に進むためにどうしていくべきなのかを建設的に議論をしていく必要があると強く思いました。
パパゲーノはそう言った場を生み出せる組織になります。

試験的にDisocordで、様々なバックグラウンドを持っている方を招待し、議論をすることができるようにしていこうとしているので、もし興味がありましたら、連絡してくださると嬉しいです!

少し長くなりましたが、今週はここまで!最後まで読んでいただきありがとうございました!
来週も楽しみます〜!




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